海辺の町から

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堀川 恵子

2022-08-23 16:02:35 | 日記

  蒸し暑い朝です


  読むのが追い付きません


冬野菜に向けての土作りが遅々として進まない。
息子達も家庭菜園を始めたので張り合いが薄れ呑気に構えている。
暑い中での仕事は思いが及ばずクーラーの中で本を読んでいる
寒すぎて一人2階に上がり扇風機を掛けゴロゴロとしているも
蒸し暑さに閉口して階下へと。

以前ETVで死刑囚永山則夫を取材していた 当時NHKの記者だった堀川恵子
ノンフィクション作家となり「暁の宇品」を書いている。
文春の「自衛隊大物OBは告発する」と題した記事を読んでいた。

ロシアのウクライナ侵攻が始まると 国内では防衛費予算増額が聞こえてくる。
太平洋戦争から旧軍の負債を背負って歩み始めた自衛隊だったが
今や国民の自衛隊に期待する内容の8割は災害派遣だという。
自衛隊本来の業務に加えて災害派遣 地震や豪雨災害 鳥インフルエンザや
豚コレラ等家畜の殺処分 福島原発に及んでは命がけの空中放水に加え東電から
瓦礫の撤去まで要請されたとか。
自衛隊に丸投げすることによって経費はゼロ 自治体にしてもタダの自衛隊を使いたがるという。
自衛隊は便利屋では無いと 理不尽な政治の介入やら 現場を知らない役人の命令に
看過出来ぬとOBが実名で告発している。

吉田茂が防衛大1期生に語った言葉に
国民から歓迎されチヤホヤされる事態とは 外国から攻撃されて国家存亡の時とか
災害派遣の時とか 国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。
言葉を換えれば 君たちが日陰者であるときの方が 国民や日本は幸せなのだ。と

自衛隊に対する期待がかつてなく高まる昨今の状況は国民にとって
歓迎されるべきものでないと彼女は締めくくっていた。