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日々のこと

「貴婦人と一角獣展」@中之島国立国際美術館

2013-09-21 | 鑑賞とか

ショートヘアにして
洗髪と乾かすのがものすごく楽になったけど、
寝起きの髪型は超最低です。おっさんです。

ショートって朝シャン必須なん?
えらいこっちゃな~・・・めんどいな~・・・

でもだんだん気に入ってきたで、
秋野暢子スタイル。


前置きはこれくらいにして。
中之島にある国立国際美術館へ
「貴婦人と一角獣展」を観に行ってきたで~






西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリーで
5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と
人間の五感を表わしていますが、
残る1面「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、
"愛""知性""結婚"など諸説あり、いまだ謎に包まれています。


やてー。

美術館で初めて音声ガイダンスなるものを借りてみた。
音声ガイダンス聞きながらやと、何かの物語を体感してるようで、
なかなかおもろかった。

6面のタピスリーに共通している要素は
赤地の面に円形の草地の島、たくさんの草花、木々と動物たち、
中心に貴婦人と一角獣、獅子、侍女(触覚と視覚以外)

それらの共通要素を保ちながら、それぞれ画面内の
貴婦人や動物の行動から五感を表しておるのです。

その中に謎がいっぱいあるんですな~

・猿は最初の3面「触覚」「味覚」「嗅覚」まで
 意味ありげに登場するのに、なぜ「聴覚」「視覚」で姿がないのか。

・「視覚」の貴婦人の顔はなんであんなに変なのか。
 (私は聴覚の貴婦人の顔が一番好きやな~)
 変な顔やから獅子はそっぽを向いているのか。

・最後の1面「我が唯一の望み」で、なんでいきなり犬が
 台の上、あんなに仰々しいクッションに乗せられて、
 しかもカメラ目線(?)なのか。

・一角獣と対で描かれている獅子、
 一角獣は一貫して安定した凛々しさを保っているのに
 なんで獅子は画面によって違う生き物みたいな適当さ加減なのか。


等々は私が抱いた疑問で、もっとたくさんの謎が隠されてるようで。
不思議な不思議なタピスリーやった。

「我が唯一の望み」が意味するところ。なんでしょうか。
それは人それぞれ違う見解でええんちゃう~。ポイッ

B5クリアファイル


白い紙挟むとこんな感じ

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