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INDIPEX2011

2011-02-20 19:51:05 | 収集
インドペックス2011のコミッショナーを引受けた山崎好是です。
本日、帰国しました。速報として受賞結果をお知らせいたします。

祖父江義信「Japan 1871-1876, Hand Engraved Stamps」(92)金賞
石澤司「Ryukyu 1945-52」(89)大金銀賞
山崎好是「Courier Mail and Opening of the Japan Post」(92)金賞
和田文明「Post Office Forms, including envelopes created for conducting the Registered Mail Process 1842-1929」(93)金賞
内藤陽介「Japan and the 15 year's War 1931-45」(90)金賞

以下、文献部門
(株)鳴美「土佐の村送り切手」(86)大金銀賞
(株)鳴美「静岡県の初期消印」(83)金銀賞
山崎好是「日本郵便料金大系」(86)大金銀賞
山崎好是「日本郵便消印百科事典」(88)大金銀賞

長竹一彦さんは、「Japan 1913-1925」をエントリーされていましたが、棄権されました。

日本からは5作品(除文献)の出品中、4作品が金賞という、かつてない好成績を納めました。石澤さんもアジア国際展で金賞を受賞しているので、期待されたのですが、アメリカの伝統部門から出品したいという希望で、過去の実績を無視して審査されることになったので、大金銀賞に留まりました。5人全員が金賞だと、快挙だったのですが…。
インドは、1980年の国際切手展にエキジビターとして参加した時の印象が強かったのですが、30余年が経ってもインド人は変わりませんでした。人類は、インドに行った事の有る人と無い人に分かれると言いますが、あの時間の感覚は、耐えられる人と二度とご免という人に分かれるでしょう。

展示の目玉は、青の2セントの英領ギアナのカバーで、英領ギアナの1セントと共に「世界に1枚の切手」として認知されたことをアピールしていました。デビッド・フェルドマンの招待出品で、レポートや鑑定書を用いて、切手は1フレームの中にカバーが1通だけという展示でした。