東京中央局で年賀切手の83円が売り切れたらしい。局員によると初日に5万枚(10袋)を販売して売り切れたという。1日で売り切れはひどいので、あわてて東京支社の管内から管理替えで取り寄せたらしいが、それでも1週間は持たなかった。
例年、寄付金付きの切手の売り切れは早いのだが、今年は異常。何でも特定局のほとんどは、1シートの配給だと言うから、買いそびれた人は多いのではないだろうか。
必要数のみ印刷して必要数のみ配給するという方針らしいが、本屋では、ベストセラーになるような本に限って、返本率も高いのをご存じないらしい。ぎりぎりしか配給しなかれば、いずれ売り上げはどんどん減るのだ。40年前の切手ブームの時のように、売り切れては大変だと言って行列ができるようなことは、あるまい。
それにしても、愛知万博、登山、アニメ1集、アニメ2集、古今、文通90円、クリスマス、年賀83円と、今年の売り切れは多い。来年のボストーク図入りアルバムが発売になるときに、切手商の方が慌てるかも知れない。