今回は、「伊万里 染付 家屋旗文豆皿(10客組)」の紹介です。
これは、昭和56年に(今から39年前に)買ってきたものです。
このような、ありふれたものは、今なら買ってこないんですが、当時は、伊万里で、ちょっと時代がありそうなものなら、片っ端から買ってきていたんです(__;)
「古伊万里のコレクションをするぞ!」という、意気込みが感じられます(笑)。
まっ、誰でもそうでしょうけれど、コレクションを始めた頃は、コレクションの対象となる物を、まず、広く浅く、とにかく数多く集めたくなるんですよね。そして、ある程度の数が集まると、少し冷静になり(?)、それほどがむしゃらにならなくなり、吟味して集めるようになるような気がします。
この豆皿を買う時点では、私も、ある程度の数を集めていましたので、少しは冷静になっていたとみえ、1個だけでは買わなかったようです。この程度の物をコレクションの対象とするには、「1個だけでは様(さま)にならない。最低でも5客組でなければ」と考えたフシがあるようです(笑)。それで、10客組だったものですから、「これなら様になる」ということで、自信をもって買い込んだようです(爆)。
伊万里 染付 家屋旗文豆皿(10客組)
表面
裏面
表面(代表の1個)
外周部に、何やら、文字のようなものが墨弾きで描かれています。
裏面(代表の1個)
厚作りで、特に底部はかなり厚く作られているため、見た目よりも重さを感じます。
製作年代: 江戸時代後期
サ イ ズ : 口径;9.2cm 高さ;3.0cm 高台径;5.5cm