金曜日です。朝はいつもの橋本駅から始まります。
橋本駅から見る駅前の様子を思うに、ふと気になったのがお隣五條市の新町通りです。
江戸時代の五條は、紀州藩の参勤交代や高野山詣り、犬峯山請りなど四方の旅客が行き来する交通の中心地として栄えました。
宿場町・市場町としての面影を残しているのが新町通りです。
このまちを再生し残そうと、平成4年より住民主体で活動をはじめ、奈良県、五條市の援助を受け、街灯の付け替え、そしてフリーマーケット「かげろう座」の開催するようになりました。
平成12年には地域まちづくり自治大臣賞も受賞されたそうです。
現在も、レストランをはじめこの町並みを再生続けられています。
今後も残っている古民家を宿屋さんなどに改装されるそうです。
まちなか伝承館では、施設内にはまちなみの歴史や文化などに関する資料を展示しています。ここは元医院だったそうです。
河川敷も子どもたちのための自然体験の場「水辺の楽校」もできたそうです。
歴史を活かしたまちづくり、点から線、そして面的な開発に、イベントにと学ぶ点は多いです。
橋本のまちを活かすヒントをいただいた気がします。