たき洋一奮戦記 ~私たちの未来は 私たちの手で! 

たき 洋一 が、私たちの声でつくる政治への挑戦を綴ります

区長制度についての一般質問

2010-09-20 20:27:08 | 政治活動

今日はローカルマニュフェストの政策についての検討会を行いました。
さて15日の記事で、後日に報告としていました、一般質問の主な内容について報告します。


区長制度については、今年の3月、6月に続いて3回目です。
永年続いてきたこの制度です。
市民の為に、また「区長さん」への重すぎる負担について改革の提言を続けています。
今回は、行政当局が”永年の慣習”としている点について、高野口地区からみると決して慣習ではなく、合併により変わっていったことについて言及してまいりました。


12月議会において、提言と方向性を定められるよう続けて議論を行ってまいります。

主な質疑内容です。
Qは質問、Aは答弁、●は私からの要望や意見です。
荒い画像はビデオ映像のものです。
長くなりましてすみません。(実際には60分です)


Q 地域によって自治会長と区長と別に存在する地区もあるし、高野口では大字をまたがる区もあるが、同一と考えるという見解ですか?
A 自治会と区も同じ扱いですが、現実には異なる部分もあり区長は市との窓口と考える。


Q 今回作成した行政事務委託契約取扱要綱第2条でいう区とは市内の区または自治会をいう という文言があるが、定義がしっかりできていないのではないですか?
A 文言通りです。

●区という定義が必要ではないですか

Q 行政事務に必要な業務は何ですか
A 募金、工事の立会いなどです

Q 上記業務に関して区長連合会の会則には、末端行政の調査研究や市当局に対する意見の開陳や諮問応答とあるが、これと行政事務委託内容に差異はありませんか?
A 同一と考えます

Q 区は行政の末端組織ですか?
A 行政の末端とは考えておりません。

Q 旧高野口町時代に職員が行っており、合併後区長さんにお願いしている業務の内、選任同意では何がありますか?
A 代表的なものとしては国勢調査があります

Q 区長制度は慣習によるものというが、高野口は合併により全て橋本に合わせられており慣習といえないのでは?

A 合併により一本化すべきと考えます。総務課が協力をお願いしましたが区長さんの自主的判断で区の統合をしていただきました。業務的には旧橋本市に合わせていただき業務が増大している事は認識しています。

●高野口では慣習として根付いていないことは明白です。

Q 投票管理者は県下で職員が担当しているのは?
A 和歌山市、岩出市、紀の川市、有田市で職員が対応しています。

Q 「区長夫婦で後援会活動を行っておられ、その方が投票所に座っていて、他の候補者に投票しづらい」という、市民の声もあるが、職員にお願いするつもりはないか?
A 公職選挙法を遵守すべくお願いしており問題ないと考える。
また職員の負担も増えるので考えるつもりはない。

Q 投票管理者の報酬額はいくらですか?
A 19000円です。

Q 職員が担当した場合、この報酬を受け取る事に問題はないですか?
A 法的に問題はありません。

Q 区長さんに説明するだけではなく、市民にご説明しなくてはならないのではないですか。区長任せは行政の怠慢ではないですか?
A 区長さんとコミニュケーションを大切にして、必要に応じて区長さんの依頼により市民への直接の説明もしています。

● 市民へのコミニュケーションも大切にしてください

Q 市民協働の観点から区長制度があるといわれるが、今議会提案の公募型市民提案事業が市民協働のあるべき姿ではないのか
A 自治会は市にとって特別な関係です。転入の方にも加入をお願いする文書も配布しています。そういった点でNPOとは一線を画す団体と考えます。

●区とはなんですか?定義すらない状態であり、区長の身分や定義もないのに負担と権限を押付ける区長制度について見直すべきと考え12月議会でも議論してまいりたい。


これからも引続き区長制度に取組んでまいります。