ちょっとあこぎじゃないですか？

　ここは、駅地下の小さなスーパーマーケット。昨日、４分の１サイズのメキシコ産のかぼちゃに２９０円の値を付けていて、法外な値段に頭に来たと思ったら、同じ物が今日は１８０円で売っている。昨日の値段は何だったんだ？そして、今日は、「今日限りの特売品」と札を付けて、昨日と同じ値を付けて売っているきのこや野菜の数々。肉売り場に行くと、特売日とあるので、品と値を見てみると、牛肉が半額になっていた。「これは買い得か？」と思って良く見ると、値札には４５００円の値が付いた牛肉が半額と表示されている。品を見てまたびっくり、どう見ても４５００円もする牛肉に間見えない。そう言えば、以前、「この店は特売日には普段の値段を高く表示し、割り引いて売っている。」とどこかの主婦がボソッとつぶやいていたことを思い出した。だいたいこの店には、４５００円もの値を付けた肉なんて普段見たことがないし、記憶を辿るにいつもの肉と変わりがない。

　近所にあるし、便利だからついついここで買い物をしてしまうのだが、どう見ても、まともな価格とは言いがたい。まあ、駅地下で便利なところにあるから、テナント料が高くて経営が大変なのは分かるが、それにしても、非常識な値段をつけるのには、さすがに「うんざり」だ！あと５分歩いて、大きなスーパーに行けば、普通の価格で買い物ができるのだが、夕食のメニューが決まらず、ぎりぎりになって、店に並んでいる商品を見てメニューを決めようと買い物にやってくるのがいつものパターンなのだ。要は、早めにメニューを決めれば良いだけなのだが、作って食卓に出すと、「これ食べたばかりだよ！」と言われることが多いのだ。だいたい昨日何食べたか、一昨日何食べたか。良く記憶を辿って思い出さないと、思い出せない私だから、妻の好みや昨日、一昨日、そのまた数日前のメニューまで辿ってメニューを考えることがなかなかできないのだ。それこそ、誰かがメニューを決めてくれて、そのとおり作った方がどれだけ楽かと何度思ったことか？そう言えば、長男の嫁が管理栄養士をしているので、彼女に頼むのも、一つかもしれないが、そんなことをしたら、「そんなの自分で考えろ！」という長男の声が聞こえてくるのは目に見えている。それもできない。全く困ったもんだ！