毎朝、妻を起す前に、足のマッサージをする。右足が左足に比べて冷たく、筋肉がやせ細って、骨と皮だけになってきている。足ばかりではない、腕も、やせ細って、上手に動かせなくなってきているし、最近では、シャンプーしてやっているわずかな時間も、首の筋肉が頭を支えられなくなってきている。体は、日一日と弱っていくばかりで、見ている私はどう声を掛けて良いのやら、言葉に失う。とにかく、治療法がなく、やっかいな病気だ。
妻は、元々体は丈夫で、運動好きで、3,4年前までバドミントンをやっていた。足はいたって達者な方で、一緒に散歩しても、私はいつも足が遅いと言われ、ついていけないことが多かった。それが、病気になると、どんどん足の動きが悪くなり、転ぶようになり、今では、ソファーから立ち上がれないというときもある。全く立ち上がれなくなったら、それこそ、トイレに一人で行けなくなって、全介助の状態になってしまう。そうなる日も刻々と近づいているようだ。有効な治療法が見つかることを祈るばかりだ。
とはいえ、口は達者で、文句が多い(妻は「お願いしているだけでしょ、文句言っているわけじゃない。文句を言われていると受け取るあなたがだめなのよ!」という。)。だから、口げんかも多い。口では負けるので、私が黙ってしまうと、妻はますます苛立つ。この繰り返しなのだ。なんか悪いように、悪いように受け取る傾向が強くなってきているように思う。
こんな愚痴を言ってばかりいても、始まらない。今日も一日頑張ろうと思う。
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