DonkeyMの部屋

Donkeyはロバ。格好良くなく、足も遅い。「のろま」とか「馬鹿」といった意味。日々の感動、怒り、愚痴等を記事にしたい。

居酒屋で、夕定食を食べている時に・・・(大学生、アルバイト、水商売、貧乏)

2020-03-13 12:40:13 | 雑感

 少し前の話なのだが、それは、いつも行く居酒屋で夕定食を食べに行った時のことだった。客は私含めて3人程、店内は静かそのものだった。
 私は、いつもどおりにメニューから、「煮込みハンバーグとカニクリームコロッケ定食」を頼んだ。しばらくすると、料理が出て来て、私は、料理を食べながら、何とはなしに、店内を見まわしていた。店員がカウンター席の端の方にいて、一人の客(初老?中老?)と親しそうに話をしていた。この店の店員は大学生のバイトが日替わりでやって来るような店だ。だいたいがカウンターの中にいて、カウンター席や座敷の方から声が掛かると、注文を取って店長に伝えたり、出来上がった料理を席に運んだりする程度の仕事をしているのが常だった。ところが、この日は勝手がどうも違うように見えた。
 何が違う?女性のアルバイト店員は、ずっとその男性に付きっ切りの状態で、そのうち、男性が注文したものに、口を付けたり、酒を注がれて飲んだりしているではないか!まあ、酒も飲まずに、夕定食を食べている私。客としては全く列外の1名、どうでも良いのだ。でも、そのアルバイト店員も、恐らく大学生なのだろう。それにしては、客にべたべただし、気安し過ぎ、あまりに無防備で、とても、危なっかしく思えた。まあ、接客商売に向いていると言えば言えなくもない。スナックにでも勤めれば、すぐにも客が付いて、結構、人気者になるのだろう。しかし、あれほど無防備で、世間知らずだったら、早晩、悪い虫が付いて、身を滅ぼしかねない、そんな危うさを感じた。
 今の時代、親世代の給料は安く抑えられ、家計は厳しさを増している。そんな中、大学生が学生生活の足しにするため、アルバイトに走るのは仕方ないことなのかも知れない。でも、私の信条としては、大学生のバイトには反対だ。できる限り、そんな下世話な問題には関わらずに、本来の興味や関心に従って、技術を磨いたり、知識を吸収していくべきだと考える。アルバイトをすれば、確かに、生活(?)が豊かになり、世間は広がる。でも、そこには落とし穴が待ち受けていて、多くの場合、落とし穴に落ちて、本来の目標からどんどんそれて行ってしまうという事例をいくつも見てきた。
 だから、息子たちにはアルバイトなんてしないように言ってきたし、息子たちも、ほとんどアルバイトらしきものはしたことがなかった。私の考えは、お金のことを云々するのは、遅ければ遅いほど良い。学校を卒業すれば、嫌でも仕事中心の生活になるのだから、急ぐことではないと思う。
 金何てなくても良いじゃないか?貧乏、当たり前だろう?そんなことよりも、今、もっとやるべきことがあるだろう?と思うのだが、いざ、アルバイトして、金を手に入れると、とかく、金を持って、多少、豊かになる、その心地よさ、魅力に、抗しきれずに、道を踏み外しやすいのも、人間の弱さだと思う。
 まあ、私が若い頃、学生はみんなが貧乏だったし、貧乏が普通だった。ところが、今は、金持ちも多く、貧乏学生と裕福な学生の格差はどんどん広がっている。まあ、「貧乏だ!」と言っても、家族の生活に縛られずに、貧乏学生の身分でいられること自体、大変恵まれていることなのですが・・・・・
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久しぶりにテニスだ!(新型... | トップ | 小中高校臨時休校、いつまで... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事