安倍総理がまた記者会見を開いて、国民に対して外出自粛を呼びかけた。でも、多くの人は仕事に出かけなければならないのに、自粛には当然限界がある。食料品関係や医療関係、生活必需品関係を通常通り動かすと考えると、その他の全ての業務を停止しなければ、8割削減は不可能であることは明々白々だろう。
冗長で、要領を得ない精神論を国民に訴えるよりも、会社の経営者たちに向けて、毅然と業務自粛を訴える必要があると同時に、自らも公務員の出勤を8割削減する方策を検討することの方が先ではないかと思う。
例えば、霞が関の官庁街に勤める公務員、デスクワークがほとんどで、これこそ「テレワーク」に移行できる最適な職種であるように思う。だったら、率先してそれを実行するべきで、自分たちが実現できない「テレワーク」を中小零細企業に強いるのは如何なものか?
そもそも安倍総理は、記者会見ごとに「テレワーク」など活用して、出勤人員を減らし、外出自粛をお願いすると言っているが、テレワークがどういうものか、テレワークに移行するために、どういう手順が必要で、どのような難しさがあるかということを本当に理解しているのだろうか?何か「テレワーク」という言葉だけが独り歩きさせ、実態が全く伴っていないように思うのだが・・・
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