卓球と言えば、温泉卓球が有名だが、上手になるのは本当に難しい。おねじくらいの技量で、かつ、性格の良い練習相手が欠かせない。相手が下手過ぎても、練習にならず、また、相手が上手過ぎても、相手に負担を掛けるので申し訳なさが先に立つ。
先日、ジムで卓球をしていたら、昔卓球をやっていて、久しぶりだという人が参加してきた。確かに、ラケットの振りを見ると、経験者なのだろうと一目でわかった。しかし、しばらくやっていなくて、いきなりドライブを掛けようとしてくるから、まともにラケットにボールが当たる筈もない。「最初、慣れるまでは、ラケットは振り回さずに、当てるだけにした方が良いですよ!」と伝えて、練習を開始したものだが、そんな言葉は耳に入っておらず、打球で返球しようとラケットを振り回してくる。打ちやすいように返してあげているのに、相手は、強引に振り回し、たまに返球できると、悦に入っているようだった。
ラリーは続かず、練習にはならない。やはりラリーが続けば、運動になり、汗も掛けるのだが・・・。こんなことなら、全くの初心者で、多少、運動神経の良い人の方がずっと面白い卓球が楽しめるのに。。。ラケットに当たるようなボールを返してあげれば、すぐにラケットにボールが当たるようになるし、少し寝れげ来れば、強い打球も打てるようになる。梅いところを見せたい気持ちが強い人は、練習相手には向かない。早々に引き取ってもらいたいと思ってしまう。
また、カット打ち、ドライブ打ち、スマッシュといったように、打ち方のパターンを互いに決めて練習して行けば、上達も早い。卓球教室では、コーチが球出ししてくれて、スイング、フォームを崩さないように基本形を穴んでいく。そうしていても、ラリーを始めると、途端にフォームが崩れ、手打ちになってしまう。そんなラリーはいくら続けても、上達はしない。上達するのは、結構時間と労力が必要だ。試合に出られるようになるまでにはまだまだ期間が掛かりそうだ。ファイト、ファイト!