私はポロトコタン(アイヌ語で大きい湖の集落という意味)にある「アイヌ民族博物館」に入った。
コタンコルクルの像、でかいFRP製です。
ども!アイヌ犬(北海道犬・血統書付き)でーす!
んがぁ!ちょっと牙が怖い?
んー、うめぇ、やっぱり夏は人の塩分だよねぇ!(もう手がベチョベチョです)
アイヌについてのお話と、歌、踊りを見に行きます。
アイヌの楽器ムックリ。ビィヨォン、ベヨン、とか不思議な音色です。愛を伝えるのにも使われるそうです。
子守唄、「早く寝ないと大きな鳥に連れて行かれるよ」という唄らしい。きっと怖いからすぐ寝ます。
これもアイヌの弦楽器トンコリ。個人的に演奏している女性が好み。
最後は皆で唄って踊ります。
ちなみに今のアイヌ民族のみなさんは、日常生活でこういう格好はしていません。私達と全く同じ生活スタイルです。こういう家にも住んでいません。誤解しないように!
これはアイヌ民族が使っていた丸木舟です。六百年前の遺構から発見された舟を忠実に再現しているそうです。
舳先、素晴らしい角度です。アイヌの舟は実に良く考えられていて、理想的なラインを形成しているそうです。舟に取り付けられている側板は、使い捨てに近いそうで、側板と舟本体との隙間には、松脂を含ませた苔を詰めて防水します。
艫、この切り上がりの角度が、今の船舶技術で考えても理想的なんだそうです。
アイヌ民族は優秀な海洋民族でもあり、樺太や千島列島にも進出して貿易を行い、中国を「元」が支配していた頃にはすでに史書に登場していたそうです。江戸幕府が鎖国をしていた頃には、中国から入ってきたシルクはアイヌ民族を経由し、「蝦夷錦」という名前で松前藩により売られていました。すごいぞアイヌ!
この型の舟(600年前のタイプ)は、この舟が一号艇です。丸木舟と構造船の中間に位置する貴重な舟です。九月には進水式をされるそうなので、ホームページでの報告が楽しみです。
これは本物です。天日に干し、冬は囲炉裏の上で燻製にされます。小さくカットされた物がお土産にもなっていますが、添加物無しの本物だけに美味です。
ついでに外の売店で「かにカツ」を食べてみました。ビールが飲みたい!でもまだ自転車漕ぐから我慢です。
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でもまぁ、コメントに感謝!