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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

メリークリスマス! ーフィリピンよりー

2009-12-25 22:13:27 | ドネーションシップ
ドネーションシップわかちあいが支援してきた
フィリピンの冨田江里子さんよりクリスマスカードが届きました!!
メリークリスマス!!

冨田さんは助産師であり看護師です。
2000年から、フィリピンのスービック市で、
貧しくて病院に行けない人たちのための診療所を運営されています。

◆冨田江里子さんのクリニック・ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/17134957.h
◆情熱大陸
http://www.mbs.jp/jounetsu/2007/01_28.shtml
クリニックで誕生した赤ちゃんは2009年9月までに1297人になりました。
診療所は貧しくて病院に行けない人たちの生命のよりどころとなっています。


(メッセージ)
**********************

メリークリスマス! そして
明けましておめでとうございます

毎日がメリークリスマスの言葉で溢れ、皆が変に浮かれているフィリピンです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年も診療、お産を通じてたくさんの貧困の方々と関わることができました。
皆様のご支援のおかげで、多くの人の命に寄り添い、働けましたこと、
無事安全なお産ができたこと、心より感謝申し上げます。

このカードは、WISH HOUSE(学校へ行けない子供達の学校)の
子どもたちがオクラスタンプや、鋏を使って作りました。
メッセージは、看護大奨学生のドナが担当しました。
日本の方々とのつながり・ご支援に感謝しながら、
皆がそれぞれの課題に取り組み成長していると感じています。

貧困が置かれる厳しい状況に直面する度、
日本人として生まれることは、本当に特別な役割があると感じます。
日本の現状が厳しいにしても、当たり前に学校教育を受け、
貧困を拒否しない日本の医療現場で働け、
様々な知識・情報を望めば調べられる国に育った役割があると。

人権、平等、教育、情報・・・・
これらを貧困はどれ一つ満足に手にいれることはできません。
戦争、虐待、貧困・・・・
目を向けなければならない現場は世界中に溢れているのに、
その巨大さに最初から「考えても仕方がない」という諦め、
無関心を先進国に広げているように感じます。
人に必要な事は必要とされる事、愛される事、何より関心を持ってくれる人の存在です。
クリニックが多くの方に支えていただけている幸運な状況を改めて感謝すると同時に、
WISH HOUSEの活動が、
比社会から関心を持たれない子どもたちに多くの希望をもたらすことを強く願っています。
今後も関心をお持ちいただければ、とても嬉しくそして心強く感じます。

苦しい状況にいる世界中の人々の下に、
幸せと平和が訪れますように
皆様方の御多幸、御健康をフィリピンよりお祈りしています。

セントバルナバマタニティーセンター
冨田江里子、現地スタッフ一同

*****************
※去年の3月にクリニックを訪問させてもらいました。
あの時と同じように、冨田さんは
お産と診察と巡回の毎日なのだろうなーと思っています。
6月に目の手術をされたので、無理されないように。。。
日本の地から祈ってます。
来年帰国されたら、また再会したいです。(さき)


◆クリニックの賛助会員を募集しています!
★賛助会員(個人) 年会費5000円 (クリニックの運営支援になります)
  <振込先> 郵便振替口座 00980‐8‐179028
  加入者名  CFP (※振替用紙に「賛助会費」と明記して下さい) 
★随時の寄付の受付もしています。(上記郵便振替口座へ)
 (CFPは冨田さんの診療所の日本の連絡先です:TEL0795-70-8270)

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