「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

会員さんの声 ~総会から~

2018-09-01 09:17:05 | ドネーションシップ
※総会の報告をまとめてもらいました。
そのなかから会員の皆さんの声など紹介します。

◆第11回通常総会の報告(2018.8.18)

2018年8月18日、NPO法人ドネーションシップわかちあいの 第11回通常総会を開催しました。 2017年度事業報告、会計収支報告、役員運営体制など、質疑を経て全会一致で承認されました。議長を務めて下さったKさん、会計担当を担って下さったMさん、監査役のSさん、Nさん、ありがとうございました!!

▼開会の挨拶(代表理事)から
ドネーションシップは、2007年に活動を始めました。
特別なこと・特別な活動ではなく、誰のなかにもある「困ったときはお互いさま」の気持ちをつないでいくことを掲げ、これまでの10年間をやってきました。
そしてこれからも歩んでいきます。
先日ニュースで、2歳の男の子が3日間行方不明になって、ボランティアの男性が見つけたと報道されていました。その男性がインタビューに応えておられた。
――自分はたいした学歴もなく、これといったことはできないけれど、これまで生きてきて、それを世の中にお返ししたい――そんなことを話されていた。そして、男の子に向けては――もしどこかで元気に大きくなったら、人が喜ぶことをしてあげてね――
と話されていた。
素朴でストレートで、特別なことではなく当たり前のことを言っておられるのだけれども、とても心に響くものがあった。たくさんの人たちがこの男性の言葉を聞いて、「本当はそうなんだよね」と心を動かされたのではないでしょうか。
日常のなかで、強い者勝ちだったり、利益優先の社会のなかで、自分をその方向に追い込むしかないような状況がある。そこでは多くの人たちが、葛藤のなかで揺れ動いている。
この男性の言葉を聞いて、「本当はそうなんだよね」と共感する、そういう気持ちは誰のなかにもあるし、その気持ちをつないでいくのがドネーションシップなのだと、あらためてそう思いました。
今日は第11回の総会ということで、丸11年間経って12年目に入ります。認定NPOを目指してさらに活動を広げていきまましょう。

※議事終了後は休憩をはさんで、参加された皆さんの自己紹介、日ごろ感じておられることやご意見、提案などを聞かせていただく懇談と交流の場をもちました。
総会の懇談会で、皆さんとこうして毎年顔をあわせて過ごせることをありがたく思いました。


◆懇談会での皆さんのお話から(抜粋)

▼数年前の総会で「もしかの時の災害救援活動を支援することも、ドネの役割だと思う」と発言した。最近、国内外で災害が頻発していて、その時の言葉が現実になっていることに怖さを感じる。今回の西日本豪雨で「早くなんとか支援したい」という気持ちになったので、ドネが素早くいい寄付先を選んで支援ができてよかった。
一人ではなかなかできないことも、こうしてドネに参加することで大きな力になれる。仕事の研修などで会った人にドネの話などをすると、こうした活動がもっと身近に必要とされるようになってきたと感じる。

▼自分一人だったら、どこにどういう支援をするといいのか分からないので、ドネに入っていてよかったと思う。同じような思いの人は多いと思うので、そういう人たちとつながっていければいいと思う。

▼今回の西日本豪雨災害に、いち早く支援をできたのはとてもよかったと思う。
親の介護などで、意識がそちらに向いてしまっていたが、またドネを周りの人に紹介できるようにしていきたい。

▼先月「豊能障害者労働センター」のバザーに行った。行列ができるほどの多くの人出でとにかくその品数の多さに圧倒された。出店やライブもありで、とても楽しいバザーだった。「お荷物預かり場」があったり、とても細やかな気遣いがなされていた。
その後、自宅の品をバザー用にお届けしたときに、Tさん(わかちあい祭りにゲスト参加された方)とお話する機会があったが、「ドネのわかちあい祭りは、楽しげで、ゆるい感じで、のびのびとした感じがあって、とても好きです」と言って下さっていた。
わかちあい祭りに参加して下さったメンバーの方がステージで笑顔で踊っておられて(普段人前が苦手な方だったので)、ドネの雰囲気がそうさせてくれたのだろう――ととても喜んでおられた。「寄附して終わり」ではない、いいつながりが広がっていることを実感した。

▼西日本豪雨災害で、ドネから岡山と広島の基金を通じて直接届く支援をしてもらって、私は岡山に4年間居て特別な思い入れがある場所なので、とても嬉しかった。
岡山は雨の降らない晴れの街と言われ、災害の少ない街だった。その岡山に湿った空気が大量に流れ込むことなど今まで無かったことで、大変驚いている。今行っている会社で、ボランティア休暇の制度を導入するように、働きかけをしようと思っている。

▼毎年ドネの会計などを監査させてもらっているが、毎年やるたびに心が洗われる気持ちになる。
仕事柄、他人の確定申告をすることがあるが、今「さとふる」というのが流行っている。
*さとふる「寄附金控除」→ https://www.satofull.jp/static/calculation01.php
ドネが認定NPO法人になって、皆さんの関心が向いてくれたらいいなと思っている。

▼ドネの会計のことをやらせてもらって、とても勉強になることも多く、感謝している。
これからも皆さんに教えていただきながら、また自分でも勉強しながら続けていきたいと思っている。
ドネの交流掲示板を通じて仲間の方からネコを譲っていただいた。「たびちゃん」と名付けて、家族として一緒に暮らしている。エサのこと・病気予防・おもちゃのことなど、とても詳しく書いた手作りの「冊子」も一緒にもらって、すごく感動している。また交流掲示板で紹介させていただきます。

▼身近な話題や、美味しい食べ物のことなど、なんでも交流掲示板で紹介してほしい。
先月、交流掲示板でAさんが、地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」という本の紹介をしてくれた。(著:青木 美希 講談社現代新書)
とても大事なことが書かれていて、皆さんに読んでほしいと思う。
そういったことも、交流掲示板でやりとりしていければと思う。

▼ドネの活動を最初に思いついたのは、「金銭・物質」というものを「いのちのつながりの喜び」のなかに組み込んでいくシステムとして、とても機能するだろうと考えてのことだった。
それは社会に大きく一石を投じることなる。
庶民のNPOが年間1億円もの寄付をすれば、それが話題になって、世界中に同じような活動が広がり、「金銭・物質中心」から「いのちのつながり中心」へと、世の中が変わるだろうと考えてのことだった。
実際に11年経ってみて、会員数もほとんど増えていない現状をみると、なんとも言えない気持ちにもなる。しかしその分、小さなグループの中でも、「わかちあい」軸に人のつながりがどんどん深まり、絆が強くなってきたことは、これから先につながる大きな基盤になると思う。

▼ここ数年は、地球規模でいろんな災害などが多発していて、これからも続くと思われる。
災害が酷過ぎて(その対応のための費用が巨額になり)、国家が戦争にお金を使える状況にさえなくなるのではないか。だからこそ、「金銭・物質」というものを「いのちのつながりの喜び」のなかに組み込んでいくことの意味は更に大きくなるし、これからの地球規模の混乱や災害を治めていくための、おそらくは唯一の方法なのだろう。
ドネの11年は、地道で小じんまりとしたものではあったけれども、これまで培ったつながりや絆を大事な基盤として、更に視野を大きくもって自分たちの本当に目指しているものに向かっていければと、その思いを共有できれば思う。

▼7月の豪雨災害では、我が家の付近でも避難指示が出された。夜の大雨で、家から30メートルほどのところに崩土の土砂が大量に流れてきた。翌日には「ほっておけない」ということで近所の住民が土砂撤去に動き出し、私も参加した。
土砂を撤去する広さは2㎡程度だったが、土砂は30㎝の厚みで積もっていた。
たった2㎡でも、これが本当に大変な作業で、水をたっぷり含んだ土砂は非常に重く、土の中には木の枝や石が入っていて、スコップも思うように使えない。
猛暑の日照りの中で悪戦苦闘し、1時間ほどでヘトヘトになった。
住宅地での崩土だったが、幸いなことに死者やケガ人ははかった。
それでもこれほど大変だったのだから、岡山や広島などの大きな被災地では、どれほどに大変な状況だったかを、身をもって知ることになった。
だから、今回ドネがいち早く支援を実行してくれたことが、本当によかったと思う。
これからこうした災害が増えていくと思われるし、もう本当に他人事ではないのだと、私たち一人ひとりがどうするのかが問われているのだと思う。

▼近況報告ですが、9月15日に居酒屋をオープンさせてもらうことになった。
この間、いろいろとアドバイスや応援をいただき感謝している。
皆さんにとって、いい場所・素晴らしい場所になるように店作りをしていきたい。
9月にはプレオープンで皆さんに来ていただければと思っているので、よろしければ足をお運びください。ドネの資料や、ネコの里親情報なども店内に置いて、安心できるいいつながりがゆるやかに広がるような店にしたい。

▼ドネを広げるひとつのツールとして、A4紙を折って作れる小さな募金箱を試作してみた。
知り合いにお話しするときや、知っているお店にリーフレットとセットで置いてもらうなどして活用したい。
これほど会員・スタッフが一同に集まる機会は少ないので、今日はこの懇談の場でいろんな意見や近況報告を聞けてとてもよかった。
これからも、ドネらしく「自分にできることをする」をつなげてやっていくという、そういうゆるさを大事にしながら、12年目を歩んでいきたい。
今日、皆さんからいただいた意見や考えを参考にしながら、糧にしながら、やっていきたい。
これからも一緒に頑張っていきましょう!

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