「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

虹の橋

2011-07-01 00:27:39 | 会員日記
※ドネーションシップわかちあい(http://donationship.org
 会員ページの日記より、転載させてもらいます。
 「ギギ」はペットとして飼われていたフクロモモンガです。
 この日記の数日前から、元気がないと書かかれていました。


◆昨晩、ギギが旅立ちました。

昨日23日の朝、薬をあげて
TU(注・ご本人のパートナーです)と2人で祈ったら、
黄色い吐瀉物がでました。
と同時に正常なおしっことうんちをしたので、
大丈夫かなぁと思って仕事にでかけました。
帰ってきて様子を見るとケージから出たそうでした。
出すと飛び跳ねようとしてましたが、爪がひっかかってうまくとべません。
なので爪を切ることにしました。
爪を切るとき、ぐったりしてるともう
左手は硬直していて、右手も段々硬直して爪を切ろうとしても
なかなか切れませんでした。起きると指が広がるのでどうにか
ちょっとづつ切ってました。
爪を切ると動きやすそうで、
今まで通りではないけど、悪い状態の時を考えると元気に飛んでました。
嬉しくって。声も出なかったのに、おとといから声を出して
ワンワンワンと鳴いたり。

私の腕から肩に駆け上ったり、
飛び跳ねてはぐったりして身動きひとつも取れない、
飛び跳ねては力つきて気絶、ハッと気付いたように起きて
また飛び跳ねるという繰り返しでした。
ギギがぐったりしてるときはせいいっぱい祈りを捧げました。
ギギの歌も二曲熱唱しました。
ギギが森の中で木々の中を飛び交ってる姿を想像しながら
いるだけで嬉しい存在そのものに祝福、感謝の気持ちを送りました。

願うことが赦されるのなら、もっと生きてて欲しい。
一緒に過ごしたい。とかも願いました。
亡くなったお母さん、おじいちゃん、おとうさんに伝えてみました。
お母さんが笑ってる姿が浮かびました。
ギギが飛ぼうとして力つきたとき、
お腹を撫でたらフッと息を引き取りました。

感謝の気持ちでいっぱいでした。
私が精神的に一番辛い時にギギは来てくれました。
初めて動物を飼うのもあって、可愛いし、
一生懸命育てました。運動させたり。
ギギの歌を歌ったり。
幼稚な私に母性本能を膨らませてくれて、
幸せな気持ちにたくさんさせてくれました。

本当にTUも私も幸せです。
ありがとう。
TUとクク(注・ギギの夫のモモンガ)と
ギギの娘達と毎日大切に幸せに過ごしていきます。

応援してエネルギーを注いでくれたみなさんありがとうございました!

NIさんとCさん、本当にありがとう!
死に対する私の気持ちに気付かせてくれてありがとう。
お母さんの死
おじいちゃんの死
お父さんの死に色々根深く思う所があったんだと思います。
NUさんやSさん、ありがとう。
Kさんもメールありがとう。

今日は社員が社員旅行なので派遣は休みです。
もうずっと休みでいいや。
なんて。

Cさんから『虹の橋』のこと教えてもらいました。
載せさせていただきます。

******************************

「虹の橋」
 古いインディアンの伝承をもとに作られたようです。
 作者不明。
・・・・・・・・・・・・

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。
速く、それは速く、飛ぶように。
あなたを見つけたのです。
あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。
それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

*

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。
打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されることのなかった子たちです。
仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、
橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。
この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。
地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、
誰かが立っているのに気づきます。
その人は、そこに繰り広げられる再会を、
うらやましげに眺めているのです。

生きている間、彼は動物と暮らしたことがありませんでした。
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、
誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、
そこに奇跡が生まれるのです。
そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。
地上では巡りあうことができなかった、
特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、
苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。
彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。

*

こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。

同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから・・・



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ドネーションシップより
◆お知らせとお誘い◆

~フィリピンの小さな診療所から~
 冨田江里子さん<お話会>

日 時:2011年7月10日(日)
  午後2時より(1時半開場)~4時半
場 所:京都・呉竹文化センター 
http://www.kyoto-ongeibun.jp/kuretake/map.php
(京阪本線、近鉄電車「丹波橋」駅、下車すぐ前)

詳しくはこちらを↓↓ご覧下さい
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/5aa0c3c68cf50391796bbaed8e1cb2e1


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