※会員ページ(SNS)の日記より
◆思いだしたこと
*********************
福井県若狭湾。
原発銀座と呼ばれ、
50キロメートルの海岸線に美浜・大飯・高浜と15基の原発が林立する。
・・・白木地区には高速増殖炉「もんじゅ」の建設が完成しようとしている。
白木トンネルを抜けると、目前に「もんじゅ」の異様な姿がある。
総工費250億円、15戸の集落の一戸につき1500万円の協力金がばらまかれた。
その協力金によって民家は新しい家に建てかえられ、
外車が持ち込まれ、地区は様変わりをした。
白木の人たちにとって、トンネルはバラ色の世界への道であったのだろう。
その代わりに持ち込まれたのが「もんじゅ」であり、
いつ見まわれるかもしれない放射能の不安のなかに生きることであった。
若狭で小浜は唯一、原発の建設を許していない。
20年にわたる住民の根強い運動があったことがその大きな要因である。
小浜から安納村(小さな漁村)に抜けるトンネルが23年前に作られた。
そのトンネルを記念して僧侶の石像が建立されている。
村の人々の苦労を見かね、なんとか楽にしたいと思った村のお坊さんは、
毎日毎日町へ出かけ、托鉢をした。
托鉢で集めた”いくばく”かのお金をもって、
行政にトンネルを作るように請願した。
「小浜に原発が建たない最大の理由は
トンネルがあったからだということを最近知りました
私たちの反原発の運動は大きな誤りをおかしていたことに気づかされました。
反対を言う前にトンネルを作ろうとなぜ言わなかったのか。」
小浜の中嶋哲演さんは63%完成したもんじゅを目の前にして、
しみじみと語られた。
************************
1989年、今から22年前に作成したパンフレット。
そのなかにある記述です。
大飯原発の再稼働が大きなニュースになっていて、
私はもちろん「絶対やめてくれ!」って思ってます。
事故が起こったら取り返しがつかない、
福島を見ればあきらかで、その収束さえ全く見えないのに、
信じられない!なんで再稼働なのだ!
と思っているわけですが、
チラリとみたニュースで
おおい町の住民にインタビューをしていました。
けど皆さん逃げるように避けていました。
町長(かな?)は、原発が動かなかったら町が活性化しない。
というようなことを言っていました。
そのTV映像を見ながらこのパンフの記述を思い出しました。
原発は「過疎地」に立地されてきました。
22年前にこのパンフ作成のために、
入り組んだ入り江が広がる同じ若狭湾の舞鶴で話を聞きました。
街の中心部から離れた、曲がりくねった湾の先の方にある集落では、
住民の生活の足は陸路ではなく船でした。
高校生が船で学校に通っていました。
卒業しても仕事がないから就職のために舞鶴を離れる子が多いと聞きました。
他にどうしろっていうのか!
過疎といわれる地域で他にどうやって生きていけっていうのか!
おおい町の人たちの言葉にできない声があるような気がしました。
もちろん不安でないわけないでしょう。
何かあったら自分たちが一番当事者だってわかってる。
それを何十年も過疎地に押しつけてきたのは都会の人たちじゃないのかって。
今になって身勝手じゃないのかって。
同じ汗を流し荷物を背負いながら、
そこに寄りそい、わかちあいながら、
トンネルに変わる希望を提示する。
それって都会の人たちの役割でもあると思っています。
※大好きだった舞鶴・浦入地区の風景を思い出します。
その後、立派なトンネルと橋と引きかえに、
同地区は埋め立てられ、関西電力の巨大な石炭火力発電所が建設されました。
(住民の足だった湾内の定期航路はなくなりました。)
*************
※ドネ会員ページ(SNS)は、
それぞれの方が自分の日常や家族のこと、思うこと、
情報紹介や意見等々、、「わかちあい」に共感した会員どうしが
自由にであうこと、交流することのできる場です。
自分のブログのリンクもできます。
安心して人とつながれる、気持をだせる、そんな場をめざしています。
会員同士のリサイクルコミュ二ティー、子育てコミュ二ティーなどもあります。
http://donationship.org/
会員募集中です。
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◆思いだしたこと
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福井県若狭湾。
原発銀座と呼ばれ、
50キロメートルの海岸線に美浜・大飯・高浜と15基の原発が林立する。
・・・白木地区には高速増殖炉「もんじゅ」の建設が完成しようとしている。
白木トンネルを抜けると、目前に「もんじゅ」の異様な姿がある。
総工費250億円、15戸の集落の一戸につき1500万円の協力金がばらまかれた。
その協力金によって民家は新しい家に建てかえられ、
外車が持ち込まれ、地区は様変わりをした。
白木の人たちにとって、トンネルはバラ色の世界への道であったのだろう。
その代わりに持ち込まれたのが「もんじゅ」であり、
いつ見まわれるかもしれない放射能の不安のなかに生きることであった。
若狭で小浜は唯一、原発の建設を許していない。
20年にわたる住民の根強い運動があったことがその大きな要因である。
小浜から安納村(小さな漁村)に抜けるトンネルが23年前に作られた。
そのトンネルを記念して僧侶の石像が建立されている。
村の人々の苦労を見かね、なんとか楽にしたいと思った村のお坊さんは、
毎日毎日町へ出かけ、托鉢をした。
托鉢で集めた”いくばく”かのお金をもって、
行政にトンネルを作るように請願した。
「小浜に原発が建たない最大の理由は
トンネルがあったからだということを最近知りました
私たちの反原発の運動は大きな誤りをおかしていたことに気づかされました。
反対を言う前にトンネルを作ろうとなぜ言わなかったのか。」
小浜の中嶋哲演さんは63%完成したもんじゅを目の前にして、
しみじみと語られた。
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1989年、今から22年前に作成したパンフレット。
そのなかにある記述です。
大飯原発の再稼働が大きなニュースになっていて、
私はもちろん「絶対やめてくれ!」って思ってます。
事故が起こったら取り返しがつかない、
福島を見ればあきらかで、その収束さえ全く見えないのに、
信じられない!なんで再稼働なのだ!
と思っているわけですが、
チラリとみたニュースで
おおい町の住民にインタビューをしていました。
けど皆さん逃げるように避けていました。
町長(かな?)は、原発が動かなかったら町が活性化しない。
というようなことを言っていました。
そのTV映像を見ながらこのパンフの記述を思い出しました。
原発は「過疎地」に立地されてきました。
22年前にこのパンフ作成のために、
入り組んだ入り江が広がる同じ若狭湾の舞鶴で話を聞きました。
街の中心部から離れた、曲がりくねった湾の先の方にある集落では、
住民の生活の足は陸路ではなく船でした。
高校生が船で学校に通っていました。
卒業しても仕事がないから就職のために舞鶴を離れる子が多いと聞きました。
他にどうしろっていうのか!
過疎といわれる地域で他にどうやって生きていけっていうのか!
おおい町の人たちの言葉にできない声があるような気がしました。
もちろん不安でないわけないでしょう。
何かあったら自分たちが一番当事者だってわかってる。
それを何十年も過疎地に押しつけてきたのは都会の人たちじゃないのかって。
今になって身勝手じゃないのかって。
同じ汗を流し荷物を背負いながら、
そこに寄りそい、わかちあいながら、
トンネルに変わる希望を提示する。
それって都会の人たちの役割でもあると思っています。
※大好きだった舞鶴・浦入地区の風景を思い出します。
その後、立派なトンネルと橋と引きかえに、
同地区は埋め立てられ、関西電力の巨大な石炭火力発電所が建設されました。
(住民の足だった湾内の定期航路はなくなりました。)
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緊急のお願いです。
福島原発震災の検証もおわらず、まだ放射能も放出され続ける中
福井県若狭の大飯原発の再稼動を野田総理は自分の責任で判断すると今日のニュースでは言われていました。
若狭には活断層がかたまっており大型地震がおこる可能性は大です
また地震がおこらなくても、事故は起こりえ、老朽化した原発なら
なおさらのことです。
大飯原発は加圧式原発で、福島原発より構造が複雑で、事故になればより大きな被害が予想されています。
事故になれば1350万人の関西の水がめである琵琶湖が汚染されます。 放射能汚染は一国だけの問題ではありませんし、未来の世代にも何十年にもわたり汚染をのこし、健康をむしばみます。
再稼動を阻止するために、声をお願いします。
関西と岐阜県の議員さんのリストが必要な方はメルアドをお知らせ
ください。
ーーーーーーーーーーーーー
緊急拡散:大飯再稼働決定阻止のため、首相官邸に抗議電話を!!
03-3581-0101 FAX 03-3581-3883
首相官邸へのメールならhttps://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
☆☆☆ 国会事務所と地元事務所の
TelとFax番号です。☆☆☆
野田佳彦
国会事務所
TEL:03-3508-7141
FAX:03-3508-3441
地元事務所
TEL:047-496-1110
FAX:047-496-1222
藤村修 (官房長官)
国会事務所
TEL:03-3508-7074
FAX:03-3591-2608
地元事務所
TEL:06-6337-3694
FAX:06-6337-4354
枝野幸男
国会事務所
TEL:03-3508-7448
FAX:03-3591-2249
地元事務所
TEL:048-648-9124
FAX:048-648-9125
細野豪志
国会事務所
TEL:03-3508-7116
FAX:03-3508-3416
地元事務所
TEL:0559-91-1269
FAX:0559-91-1270
仙谷由人
国会事務所
TEL:03-3508-7235
FAX:03-3508-3235
地元事務所
TEL:088-626-1059
FAX:088-655-9130
斉藤つよし(内閣官房副長官)
国会事務所
TEL:03-3508-7706
FAX:03-3508-3321
地元事務所
TEL:045-681-7733
FAX:045-681-1681
(FAX)0776-20-0622 福井県県民サービス室「知事へのおたより」係
電話番号:0776-20-0216
(メール)kenmin-s@pref.fukui.lg.jp
★大飯町役場
住所:〒919-2111 福井県大飯郡おおい町本郷第136号1番地1
電話:0770-77-1111 FAX:0770-77-1289
☆いのちが大事 なぜ今再稼働? ふくいでつながろう
日時:2012年6月3日(日)午後13時~
会場:福井市中央公園(福井市大手町3丁目10-1)
http://www.city.fukui.lg.jp/fukunow/fukui3/index.html
*JR福井駅から徒歩5分
内容:現地報告、連帯あいさつ、集会決議ほか
2時半からパレード
連絡先:福井県平和センター(電話 0776-21-5321)