「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

きょうと、避難者こども健康相談会

2013-06-20 10:58:57 | 原発・放射能
※わかちあい祭りでブース参加してもらった「さぽーと紡」↓の方からの呼びかけで
 http://ameblo.jp/support-tumugi/entry-11532679161.html
 ドネ会員さんがハンドマッサージのお手伝に参加してくれました。その報告です。


◆きょうと、避難者こども健康相談会
6月16日、京都市の伏見区役所において、福島県および東日本から避難されている家族を対象に
無料の健康相談会が開かれました。
小児科の医師を中心に心療内科医やソーシャルワーカーなど、一組のご家族に医師が二人での対応でした。
初めてにもかかわらず、14組の相談があったそうです。
避難する前はどこにいてどう過ごしていたのか、そのことがこの先どう影響してくるのか、そのことが一番心配と皆おっしゃいます。
先生方にとっても真剣に取り組まねばならない問題で、とても重く受け止められたご様子でした。

食生活や身体のことを考えると福島には戻れないけれど、経済的なことや、いつまで家族が離れて暮らさなければいけないのかといった、
先の見えない不安でいっぱいのようでした。
医師からは、チェルノブイリの調査と比較しても5年目以降甲状腺ガンや心疾患の発症率が増加することは間違いないであろうとのこと。
今の時点で発症率が低いのは、検査結果が公表されていないからだろうともおっしゃっていました。
避難されているお母様の話では、福島からだとわかると詳しい検査も説明も受けられなくて、福島医大とつながりのない病院を探すのは並大抵の苦労ではないとか。
京都も同じで、この相談会に参加してくださった先生方はボランティアとして自由意志によるものです。

あるお母さんは、将来何が起きるかわからないけれど、何があっても子供たちにきちんと説明できる親でありたい、
だからこそもっと勉強して原発反対を訴え続けなくちゃとおっしゃっていました。

私はアロマセラピーのコーナーでハンドマッサージのお手伝いをさせていただきました。
相談を終えたお母様や手の空いたスタッフが雑談を兼ねてお越しくださり、三人体制でまあまあの出番となりました。

次回は秋頃の予定です。

さぽーと紡の皆様、母としておひとりおひとりの強い気持ちが多勢のスタッフや先生の心に響いたからこその成功だと思います。
福島からも、CRMS市民放射能測定所福島からお手伝いにみえていました。

私たちのこどものため、孫のために本当のことを知りたいと訴え続けていきましょう。


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