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「生きものの豊かな自然耕」岩澤信夫著2010 を読みました

2014-02-19 02:15:49 | 会員日記
※会員ページ(SNS)の日記より

◆「生きものの豊かな自然耕」岩澤信夫著2010 を読みました。

2008.9.29の日記を見返し、岩澤さんは今どうされてるのかなと思って、調べたら
本が図書館にありました。

この本は、農業に詳しくない私にも、わかりやすく読むことができました。

耕さない田んぼ、稲刈り後の冬期にはその田んぼに水を張ります。
そしたら、植物プランクトン発生から始まり、イトミミズ、生態系ができいろいろな生き物がやってきて白鳥なども飛来します。無肥料、無農薬ですが、自然の栄養豊富であり、雑草も害虫も抑えられます。
そうですよね、自然の状態では土は耕さない状態ですものね。


著者が、1982年ころから耕さない稲つくりの研究をはじめ、「自然農法 緑と哲学の理論と実践」の著者、福岡正信さんを訪ねたり、研究、実践(偶然も)を重ねた末の農法です。

(2008年、NHKの番組では、都会の住宅街の真ん中で、この農法で田んぼを作ったところ、色んな生き物があらわれ、さらに自然と子供も大人も集まる和気藹々としたコミュニケーションの場にもなっている様子が放映され、感動したのでした。)

また、現行の慣行農法は、自然と環境を汚染することになる理由や、化石エネルギーも大量に必要とするので将来には無理になる農法であるなど、わかりやすく書かれていました。

岩澤さんは、現在もう亡くなられていましたが、
日本不耕起栽培普及会 http://www.no-tillfarming.jp/ 
が意志を引き継いでおられるようです。
見てみたら、九州では南阿蘇で研修をやってるようで、
機会があったら見学に行ってみたいなあと思うところです。


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