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NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

被災地に生きる・息子の貯金崩し生活費

2016-06-17 06:36:53 | 情報・イベント紹介
※情報紹介です

西日本新聞・子ども問題取材班
被災地に生きる
◆息子の貯金崩し生活費
http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/250234

 熊本地震から1カ月あまりたった5月下旬。熊本県益城町の小学校のグラウンドで、永田真実(30)は、長男で小学1年の貴史(6)の手を引き、妹の優花(1)を抱きかかえ、炊き出しの列に並んでいた。
 豚汁とおにぎりを受け取る。真実が「ふーふー」と息を吹きかけ冷ました豚汁を、貴史はうれしそうに食べた。子どもたちはボランティアからかき氷ももらい、にっこりと笑った。
 シングルマザーの真実は地震前、訪問販売会社の契約社員として働いていた。自宅は熊本市内の賃貸アパート。養育費はなく、月給14万円でやりくりしながら、子どもの将来のため少しずつ蓄えてきた。
 4月14日の前震後から車中泊。風呂も着替えの服もなく、4日後に真実の右足が化膿(かのう)し、高熱で1週間入院した。この間、子ども2人は施設に預けた。退院すると今度は優花が40度の熱を出した。入院費がかさみ、優花の学資保険を解約して現金6万円を捻出した。
 真実は児童養護施設の出身。頼れる親族はいない。入院と優花の看病で仕事に行くことができず、収入は途絶えた。今春、小学校に入学した貴史のランドセルや制服をそろえたばかりで、貯金も多くはなかった。

続きはこちら↓
http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/250234

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