この話は、書こうか書くまいか・・・迷ったのですが、友人から問い合わせが結構あったので書くことにしました。
じつは、ドドメ家は年末から不幸続き。
昨年末に旦那の従妹が他界しました。
年齢はドドメと1歳違い。コロナ禍だし、従妹の葬儀は愛知県で行われるということで葬儀への参列はせず、コロナの感染が納まりそうな夏頃納骨するのでその時に参列するということになりました。
旦那の従妹には2度しか会った事がなく、この時は少し淋しいそんな気持ちでした。
そして、年があけて1週目。今度は私の叔父が他界しました。
葬儀は身内だけで行うという話で、平日に葬儀が行われるのでお通夜だけでも参列しようと思ったのですが、予想外にも参列を断られてしましました。
理由は、ドドメの仕事。
ドドメの仕事は毎日多数の人と会う事があり、また業務上若い方との接点も多いのでコロナウィルスを持っている可能性が高いから・・・。
万が一葬儀に参列して、後日参列者の中の誰かがコロナに罹患してしまったら、ドドメから・・・という話になりかねないし、出席者の大半は80歳以上のお年寄りなので、罹患したら重症化や死亡リスクが高い。
後々遺恨を残すような葬儀になってはいけないということで、ドドメはお香典を郵送するだけにしました。
叔父には小さいころとてもお世話になり、子供の頃の楽しい思い出をいくつも作ってくれた人だったので、最後にお別れを言いたかったのですが、会うことができませんでした。
郵便局で現金書留でお香典を送った時に、これが叔父との最後の思い出になるかと思ったら、悲しいという気持ち以外にやりきれない、どうにもならない気持ちで胸がいっぱいになりました。
後日、叔母に電話して、葬儀に参列できなかったことを詫びて、コロナが収まった頃にお線香を上げに行くことにしました。
そして、そして、叔父が他界して10日後。今度は義父が他界しました。
今回はご葬儀を出す方になったのです。
夫の実家は大阪なので、旦那と義妹で話をして、家族葬・通夜、告別式をしないで、家族でお別れ会をして火葬するという形にしました。
家族葬も本当に家族だけで、義母と息子(夫)・娘(義妹)とその家族+近所に住んでいる叔母が1名だけの参列でした。
堅苦しくなく、形式ばった物もなく、義父と最後の時間をのんびり過ごして、見送るというシンプルな葬儀でしたが、夫の家族らしい葬儀だったのではないかと思いました。
最後に義父に会えたことで、私も心の整理も出来た気がします。
しいていえば、納棺された義父の顔がすごくきれいで、義父が生きていた時より生き生きとした安らかな顔をしていたので、もしかしたら、もっと頑張れば、もっと長生きできたのかな?ってちょっとだけ、残念な気持ちになりました。
最近、高齢化によって大きな葬儀をせず、身内でこじんまりと家族葬をされる方が多いとききますが、今回コロナ禍と言うこともあり、最小限の人数で義父の葬儀をおこないました。
葬儀に来る人に気を使うことなく、家族で亡くなった人をゆっくり見守るというのは、私的にはとても理にかなったよい葬儀ではないかと思いましたよ
。
ちなみに、昨日はオンラインで初七日を行いました。
家族全員ラインで繋げて、お経をながして、それぞれの自宅でお祈りするというスタイルです。
これが新しい生活スタイルの葬儀かぁ~って思って参加しましたが、家で初七日を行うことで、故人を悼むことに集中できるというか(ちょっと変な表現だけど)亡くなった義父の事を考えるよい時間だった気がします。
最後に、今日はご葬儀の話をつらつらと書きましたが、今、ご家族が病気で入院されている方は、面会も思い通りにできず心が折れそうになりますよね。
でも、頑張れば家族に会える、暖かくなればコロナも少し下火になるから、そうしたら家族に会えたり、自宅に一時帰宅できる人もでてくるので、是非心を強くもっていただきたいと思います。
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