私のオフィスでは東日本大震災後、有線放送をFM放送に替えて流しています。
それは今日のお昼休みの事。
私と20歳独身の女の子と29歳独身の女の子の3人だけで食事をしていたら、ラジオから軽快な音楽と共にこんな話が・・。
「松任谷由実さんの新曲発売記念で、今日は松任谷由実さん特集です。横浜市の***さんからのリクエスト、『この曲を聞くと僕は元気になります』松任谷由実DESTINY~♪」
ええっ!!DESTINY(ディスティニー)で元気になるぅぅぅぅ??
超びっくり発言で、ついついラジオに向かって「はいいぃ~」って突っ込んでしまった所、若い娘二人が
「なんで?」
って不思議顔で聞いてくるので、
「この曲はかくかくしかじか・・」
と歌の内容を教えてあげました。
まあ、私と同年世代の方はよくご存知だと思うのですが、DESTINYはこんな内容の歌詞です。
1番 主人公は本当に愛していた彼氏が心変わりし、冷たくされて振られてしまいます。
その態度に人間不信になりながらも、可愛くなって彼を見返そうと努力し、
そして、また逢う日が生きがいになっている事に気付く
2番 彼女の努力を知らずに、彼はずっと遊んでいる様子。
そして、とある日に彼にバッタリで会ってしまいます。
今まで努力して可愛くしていたのに、その日に限って安いサンダルをはいており、
その努力が空しい事だったと自覚し、そして彼とは結ばれない運命(DESTINY)と悟る。
まあこんな歌です。歌詞全部を知りたい方はこちらから
ユーミンの明るいテンポで曲が書かれているので、一瞬楽しい曲に聞こえてしまいますが、内容は結構悲惨。
まあ、内容をざっと説明したところで、歌が始まり娘達はしばしお弁当を食べるお箸を止めて曲に聞き入っていました。
そして、歌の後沈黙・・・そしたら、若い娘二人がタイミングを合わせたように噴出して笑い出しました。
「これで、元気がでる!!笑えるぅぅ~」
「ツボった!(ツボにハマるという意味です)」
「DJぇぇぇ~(笑) 曲紹介する時に、もう少し考えてよっ!」
と、二人とも突っ込みながら大爆笑。
震災以来、余震や地震酔いで悶々とした表情だった娘達・・・久しぶりに明るい笑顔を見る事が出来ました。
まあ、違う意味だけど、ユーミンの「DESTINY」で元気が出たよ。
よかっ・・・た。
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ちなみに、このDESTINY1975年頃発売だそうで、娘達が生まれるずっと前の曲でした。
私には青春ソングだったのに・・ジェネレーションギャップって怖いわねぇ。
DA・DI・DA(ダ・ディ・ダ)/松任谷由実 | |
クリエーター情報なし | |
EMIミュージック・ジャパン |