今週も 「発表会リハ×2」の金曜日が なんとか終りました。
タンゴ も 雪の精も だんだん 振付が進んできています。(雪の精は ほぼ 終わりが見えてきました)
覚えることがだんだん増えてきて ちゃんと その都度 消化していかないと どんどんおいていかれちゃいそうです。
発表会の振付の練習をしてると 覚えの悪い自分がイヤになったり、上手な人の踊ってるのと 自分が踊ってるのが とても同じ振りには見えなくって ちょっと落ち込んだり(特に タンゴは 超ウマい方がいっぱいいるので)・・・・いろいろですが、それでも やっぱり 「みんなで作品を作っていく過程」って すごく好きです。
どっちの作品も 完成するのが楽しみだぁ。
さて 今日は 久々に 土曜日の日中に時間が出来たので、国領のティップネスの 「バレエピラティス」というクラスに参加してきました。
このクラスは バレエを踊るのに必要な体幹部分の筋肉を ストレッチとかも交えながら鍛えていくプログラムなんですが、なかなか手ごわいクラスだったりします。
ピラティスって 普通の筋トレとかでやる腹筋運動と違って 深層筋 という 奥の筋肉にのみ 働きかける運動なんです。
この深層筋ってのが なかなかのクセ物で とても分かりにくい。
だから この バレエピラティスも ほんのちょっとでも やり方が違うと どこにも効いてこなかったり 違うところを鍛えちゃったりするんです。
今日は このクラス 久々の参加だったんですが、背中を丸める動き(担当の 川口先生いわく バレエをやってる人は 背中を平らに伸ばす動作は得意でも 丸める という作業は 苦手なんだとか。実際 しょーこも 動きを理解するのに ちょっと苦労しました。)をやったり、腿の内側やお尻を締める動きをやったり いろいろ 勉強になりました。
ひとつ、すっごく収穫だったのは マットの上に仰向けで寝て 「お尻を締めた状態」で 片足ずつ 交互に上げて その上げた脚で引っ張ってちょっとだけ 腰を浮かせる みたいな動作をしてたんですが、そのときに 自然に下腹がぐっとえぐれて(アイスクリームをすくったみたいに ぎゅっとお腹が凹むんです。スクープっていうんだそうです。) 引き上がってくる感じ が 急にちょっと分かったんです。
下腹の部分が 背中の方にぎゅ~っとくっついてくる感じ っていうのかな。
その感覚を 後のバレエクラスのバーレッスンの時、 プリエから膝を伸ばして上がってくるときにそのまま再現してみたんですが いつもは お腹がぽこっと出ちゃうのに、今日は ちゃんと ウェストが締まった状態のまま うまく引き揚げることができました。
おお~ これかぁ って感じ。
ただ・・・ こういう感覚って今日 偶然みたいになんとなく分かっても 明日になると み~んなリセットされちゃってたりするんですよぉ。
うまく出来たときに カラダを形状記憶加工できればいいのになぁ。
回数を重ねて だんだん 筋肉に覚え込ませるしかないですね。
ちなみに この 川口先生は 「基本のポジション」に 決して妥協を許さない方なので その後のバレエクラスも 独特の緊張感があって すごくいいんです。
例えば 一番ポジションは ちゃんと 膝同士がちゃんとくっついてないと注意されるし、五番ポジションも 毎回 しっかり重ねることを 厳しく要求されます。
さらに レッスン中の バーや センターのポジショニング(アンシェヌマンをやるときとかに どう スタジオの空間を使うか みたいなことです。)に至るまで ホント 一瞬も気を抜けない感じ。
でも そういうクラスに出ると 「バレエもどき」が ちょっと 「バレエ」に近づける気がして しょーこは すごく 好きです。(そういう意味では 金曜日の川上寛子先生のクラスも 同じような緊張感があるんです。)
土曜日って なかなか 時間が合わないんですが、この 国領のクラス できるだけ 参加していきたいと思ってます。