☆SnowcatsのFairy Tails☆

ダンス大好きの橋詰祥子と 3匹のふわふわしっぽの白猫王子、シルフィ、ダイヤ、ジークフリートの のんびり日記☆

じょーじは注射がお嫌い!?

2007-11-23 22:33:35 | じょーじ
世の中 3連休の1日目の今日、外はとってもいいお天気だったので、シーツを洗濯して、お布団を干しました。
我が家のベランダは 南西向きで、ものすごく日当たりがいいんですが、(カーテンとか めっちゃ日焼けします) この季節 14時を過ぎると 太陽がちょうど向かいの8階建ての病院の建物の影に入ってしまって 急にざっぱりと日が当たらなくなるんです
ちなみに 夏の頃は その時間が16時過ぎ。ベランダの日照で カレンダーが出来そうです。

さて、今日は 西荻窪の バレエスタジオSGIの 朝のレッスンに参加してきました
そしたら、祝日で、しかも 人気の先生のクラスだったので すごい人・人 普段は 10人もいれば「今日は多いな」って感じなんですが、なんと倍の20人いました。すご~い!!

今日のクラスを担当している 川上先生という女性の先生は とても美しくて女性的で しなやかな動きをするんです。 私は どっちかというと パワーで押し切る系なので、しなやかな女性的な動きは苦手。バリエーションでも 勇ましいほうが得意で、姫系は全然ダメ。だから、川上先生の 手の動かし方とか 首の付け方 みたいなニュアンスは すごく勉強になります。でも・・・真似してみると やっぱりどっかぎこちなくて変!! 姫系への道のりは遠い・・・

その後、じょーじを連れて 新井薬師にある獣医さんのところに 検診に行ってきました。

最近 しゅっちゅう獣医さんに通っているので、じょーじも 行き方を覚えてきたらしく、中野駅からバスに乗るんですが、目的のバス停が近づくと 寝てても 起きて暴れだすんです。(家に帰るときも 近くの路地まで戻ってくると 急に大騒ぎを始めます。) おかげで、バスでウトウトしてたんですが、じょーじが キャリーの中でガタガタ暴れる音で目が覚めて 乗り過ごさずにすみました。じょーじ エラい!!!

検診の内容は 高くなってる肝臓のGPTを測ってもらうこと。前足から採血するんですが、注射針をさされると よく じょーじは 「キュキュキュ」って 小鳥のような甲高い声で啼くんです。
いや、フェレットって 基本的には啼かない生き物らしいんです。ウチも 5年以上飼ってますが、興奮すると 「ククク・・・」って 低く啼くことはあっても そんな鳥みたいな声 聞いたことがなかったので、はじめはすごくびっくりしました

もちろん、他のフェレちゃんも、注射されてそんな声出す子なんてみたことがありません

どうやら じょーじは注射が大嫌いみたいです

実は 私も 子供の頃 注射が大嫌いで、予防注射のときに 先生の目を盗んで幼稚園から脱走したこともあるし(速攻 御用になっちゃいましたが・・)、あまりに抵抗するんで いっつも3~4人ががりで押さえつけられてました
だから じょーじのこと あんまり言えないんですけどね

よく ペットは 飼い主に似るっていいますが、本当は 飼い主が 直感的に 自分に近い、同じニオイのする生き物をペットに選んでるって 聞いたことがあります。

もしかしたら しょーことじょーじも そんな関係なのかもしれません



親と子と・・・

2007-11-23 01:19:08 | 観劇
今日は、帝国劇場に 「MOZART!」というミュージカルを観にいってきました。



実は、私は 家に200枚以上あるCDの8割以上がクラシック音楽というくらい、クラシック音楽が大好きなんですが そのいちばん最初のキッカケが、小学校3年の時に音楽鑑賞で聴いた「ホルン協奏曲」と、その同時期に 父親が家でよく聴いていた「狩」という 2曲のモーツァルトの曲でした。

そこで、クラシック音楽・・というか モーツァルトに目覚めた私は、小学生向けのモーツァルトの伝記を繰り返し繰り返し、ほぼ暗記するくらい読んで、もっと大きくなってから 映画のアマデウスも観て、モーツァルトという人物に対する関心を深めていました

だから 今回の観劇は とっても楽しみだったんです

いや~ ミュージカル版の MOZART! 期待以上によかった

奇跡の子と呼ばれた ヴォルフガングが、その幼少時代の栄光の影を引きずりながら コロレド大司教や父親のレオポルトとぶつかり 浮き沈みをしながら 破滅していく様が すごくリアルに伝わってきました。

特に 父親との葛藤・・父の 息子を愛するがゆえの忠告や束縛、そして 世間のなかで自分ひとりの力ではやっていけないのにも関わらず 父親の元を離れ 才能を発揮できる場所を求めて ウィーンヘ飛び出していこうとする 息子ヴォルフガングの対立の場面で、息子の理解者であるヴァルトシュテッテン男爵夫人が おとぎ話に例えて歌う「星から降る金」というナンバーは 思わず こみ上げてくるものがありました。

私は モーツァルトみたいな天才なんかとは比べるものもないほどの ただの凡才ですが、私も 自分の母親とはずいぶん いろんな対立や葛藤がありました。

受験、進学、就職・・母が 私の将来を考えて引いてくれたレールに 自分を発揮できる居場所が見いだせなくて 自分の行く先を見失った時期もあった。後先も考えず仕事を辞めたり、生活能力もないくせに実家を飛び出してみたり・・。

今 思うと その頃の私はすごく精神的に幼稚で 自分で人生を切り開く才能もワザもないくせに 世界中に自分の存在しかなかったんだと思います。だから 違う見解や人生観を持った母の忠告は 束縛でしかなかったんです。

でも 幸か不幸か 私は ヴォルフガングとは違って 凡人だったから、なんのキッカケか あるいは そうせざるを得なくなってなのか いつしか大人になって 今は 自分のまわりのことや その中での自分の分際というものが 少し見えるようになってきました。今では、母が私のためにしてくれたことに 素直に 感謝してるんです

だからなのか 「星から降る金」を聴いていたら 父と息子 両方の気持ちに ものすごく感情移入してしまって、その後 展開されていく 父親の死や ヴォルフガングの崩壊が 本当に切なかった
天才って 決して幸せじゃないのかもしれないですよね。

キャストも とってもよかったです。特に ヴォルフガング役の 中川晃教さんは まさにハマリ役といった感じで素晴らしかった あと 個人的には シカネーダー役の 吉野圭吾さんが、カッコよさと コミカル要素を上手に併せ持っていて とてもよかったです

来月、別のキャストで もう一回観にいくことになっているんですが、それも とっても楽しみです。