９月１５日、ボランティア先である市中心部の観光局前広場で、メキシコ独立記念日を祝う“El Grito”というイベントが開催された。
これは１８１０年９月１５日深夜、１６世紀初頭のコルテスによる征服から３００年に亘る植民地支配からの独立を目指し、イダルゴ神父を中心とする民衆蜂起を記念する行事。
広場中央の舞台では、ラテン音楽の演奏や先住民の踊りなどが次々と披露され、太鼓のドンドコいう音が観光局の中まで聞こえてくる。
メキシコ人にとってはとても大切な日で、メキシコ本国では盛大に祝うそうで、この広場でも、この日は深夜神父たちが行った独立の“叫び（El-Grito）”を再現すべく、夜11時近くまで、踊ったり、屋台の食べ物や飲み物を楽しんだりするらしい。
ただ不思議なのは、他のボランティアの人が指摘したことなのだけれど、アメリカでは圧倒的に“シンコ・デ・マヨ”の方が盛大であること。このお祭は、１８６２年に内政干渉していたフランス軍を、局地的にメキシコ軍が破ったことを記念するものだけれど、スペインの３００年の支配に対する独立記念より、ナポレオンのスペイン侵攻等フランスによるメキシコへの干渉の約１００年に対するお祭のほうが圧倒的に有名で、ポートランドでは川辺のもっと広い特設会場で大々的に開催されるのだ。きっとアメリカの商業主義となんらか関係があるのだろうと睨んでいるのだけど、今度メキシコ人に会ったら理由を聞いてみよっと。
これは１８１０年９月１５日深夜、１６世紀初頭のコルテスによる征服から３００年に亘る植民地支配からの独立を目指し、イダルゴ神父を中心とする民衆蜂起を記念する行事。
広場中央の舞台では、ラテン音楽の演奏や先住民の踊りなどが次々と披露され、太鼓のドンドコいう音が観光局の中まで聞こえてくる。
メキシコ人にとってはとても大切な日で、メキシコ本国では盛大に祝うそうで、この広場でも、この日は深夜神父たちが行った独立の“叫び（El-Grito）”を再現すべく、夜11時近くまで、踊ったり、屋台の食べ物や飲み物を楽しんだりするらしい。
ただ不思議なのは、他のボランティアの人が指摘したことなのだけれど、アメリカでは圧倒的に“シンコ・デ・マヨ”の方が盛大であること。このお祭は、１８６２年に内政干渉していたフランス軍を、局地的にメキシコ軍が破ったことを記念するものだけれど、スペインの３００年の支配に対する独立記念より、ナポレオンのスペイン侵攻等フランスによるメキシコへの干渉の約１００年に対するお祭のほうが圧倒的に有名で、ポートランドでは川辺のもっと広い特設会場で大々的に開催されるのだ。きっとアメリカの商業主義となんらか関係があるのだろうと睨んでいるのだけど、今度メキシコ人に会ったら理由を聞いてみよっと。
