ポートランド日記

米オレゴン州ポートランドでの生活模様

マーラーを聞きに

2009年05月16日 | イベント
5月11日、マーラーの交響曲4番を聞きに、プログ前述(“たなぼた”項)の”アーリーン・シュニッツァー・ホール”へ。

このホール、元々1928年に市民劇場として建設されたものを、コンサート・ホールとして改装し1984年に再オープン。(同ホールの説明によると)イタリア・ロココの再来を思わせる内装で、座席数は2,776席、総計6,000個の舞台用ライトが設置されているらしい。ホールの外にある談笑用サロンや踊り場(写真)もオシャレで、ちょっとした豪邸のよう。

このホールを本拠地にしているオレゴン・シンフォニーの演奏で、指揮者はCarlos Kalmar、ソプラノがKarina Gauvinというおばさん。指揮者もソプラノも知らない人だったから、あまり期待していなかったのだけれど、このおばさんが思いの外伸びやかでステキな声の持ち主で、なかなか良い演奏だった。

ちなみに、クーポンを使ってこの日のチケット代は二人で15ドル!(笑)その代わり、席は前から3番目で音響や全体像から言うと、あまり良い席とは言えないけれど、奏者の表情や手の動きなどが間近に見れて、それはそれで面白かった。


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