My Usual Life @ Fukui City

季節のうつろいと毎日の生活

Windows NT4.0 と PDF

2009-05-24 | デジタル・インターネット

NT4.0 と Adobe ACROBAT 9 STANDARD

WindowsのOSは、新しくなるのに5年とかからない。

Vista から 次期OS 7 になるのには3年かかったのかな?

売るほうも商売なのだから、同じものを何年も繋ぎ止めてはおけない。しかし困ったことに、以前から使っているソフトウェアが、新物について行けないことがある。また、その逆もある。

NT4.0は、使い始めてから10年以上経っている。このOSでしか動かないソフトが仕事上とても重要な位置を占めているので今でも大活躍している。このソフトを作ったメーカーは、とうの昔に製造を中止している。サポートも終了している。ハードが往かれたらその時点で一巻の終わりである。それでも使っている。PDFデータを貼り付けて面付け出力ができる。

業界用語でコピントと呼ばれる仕事もめっきり減ってきた。お客様から頂いた出力原稿を台紙に貼り付けアナログの出力機で刷版を作成しオフセット印刷機で印刷するものだ。

デジタル化が進んで、アナログの出力機もメーカーは製造を中止している。この手の機械も部品が破損したらその時点で使えなくなる。なんとも厳しい時代である。

横道にそれたが、当のソフトに、ACROBAT9 で作ったPDFデータを貼り付け出力をしてみたところ、校正用のゼロックスのプリンターは、ピーという音を一度だけ発生させて動いてくれなかった。

しかたなく、In Design で仕事をせざるを得ない。それでも良いのだが、ソフトの動きが重たくて時間がかかる。ストレスがかかる。物理的にも精神的にも。

こんなことを、3か月ほど続けていたのだが、最近良い方法がわかり、解決したのである。

キャノンのScanSnap というドキュメントスキャナーだとA4一頁をモノクロ600dpi で読むのに3秒ほどで読んでくれて、PDFファイルにしてくれる。それまでは、平面スキャナーで1頁読むのに2分はかかっていたから、その差たるや歴然である。これで作られたPDFファイルをNT4.0のソフトで使わない手はないのである。

それが出来たので、私自身少しは機嫌が良いのであります。