自費出版は出費が大きくなります
自費出版といえば、見た目は立派な表紙をデザインしたハードカバー仕立ての上製本の
形であり、しかも、街の書店に並べたいというのが、本を作る者にとっては
最高の願望であろうかと推測します。
しかし書店に配置してもらったところで、全くの他人に購入していただき、
しかも愛読してもらおうなどということは夢の夢と言えるでしょう。
それくらい出版は難しいものなのです。
それよりも最低限の小部数にして、無線綴じ程度の簡易製本で
まず親戚や知人に贈呈して読んでいただくことを考えた方がよろしいようです。
その結果、ものすごく評判が良ければ上を目指すというのが本道、本筋です。
出版に出費が大きくなる要因の半分は、文字組版を出版社もしくは印刷業者に
依頼することがあります。
その大出費の部分を、出版者自信が「ワード」でデータ作成すれば、
全体的にかなり安価に出版ができるようになります。
この思いを常々考えての結果、印刷組版に携わった者(つまり私)が、
「ワードを使った美しい文章の組み方」と題した、A4判20頁のテキストを
作ってみました。近々このテキストを使ってセミナーでも開催しようかなと
目論んでいるところです。
もちろん印刷出版業界以外の皆さんを対象に考えております。
せっかくパソコンにインストールされている「ワード」「ペイント」「エクセル」を
積極的に使わないというのはもったいない事です。
もしもお問い合わせがあれば、コメント欄に御一報をお願いいたします。