Invalid Life

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ライブ感の正体というか系譜

2006年12月10日 00時33分04秒 | 仮面ライダー響鬼 nano
先週っていうか一昨日の金曜日のテレビ朝日の報道ステーションという番組で、今年亡くなられた方々の追悼企画を放映していました。

その中で、一番最初の仮面ライダーの監督もやられていた、今年の9月27日に腎不全で亡くなられた折田至氏も紹介されていた。

仮面ライダーが好きなのに、折田氏が亡くなれたことを知らなかったのは申し訳なかったのですが、故人があの変身ポーズを考案されたということも知りませんでした。本当に勉強不足で申し訳ない思いです。

今回の放映で興味を惹かれた部分がありました。故・折田氏のノートに、「子供は伏線には興味がない」(という一文だったと記憶しています)という記述がありました。

それで自分の幼少時代、仮面ライダー等を見ていた時のことを思い出してみました。幼少時代から、伏線というよりも、繋がり(話や登場人物含む)を重視して見る癖があったようです。特撮番組に限らず、「あれ、このキャラとの関係ってこんなんやったんかな」とか「おいおい、前と設定変わってるやんけ」ってよく感じました。

僕自身が特殊だったのかもしれませんが、特殊だった故なのか伏線というものにも当然興味は持っていました。そうか、あれがそうくるか、と。子供時代から捻くれていたのかもしれませんが。

だから、放映の時に一瞬映ったノートの書き込みに衝撃と言えばオーバーな表現ですが、それと似たような感覚を持ちました。

これは決して、故・折田氏が間違っているとか、非難したいとかではありません。僕自身が素直にそう感じたことなのです。そうか、昔のドラマとかで疑問に感じたことがあったけど、そういう作り方をしていたのか、と。

そして現在の仮面ライダー。ウルトラマンと双璧をなす日本が誇るヒーローであり、中断が何度かあったとは言え、今もなおシリーズが製作されています。

僕自身は以前にも書きましたが、平成ライダーシリーズと呼ばれているもので、シリーズ全部を見たのは、555と響鬼だけです。ブレイドとカブトは半分(四分の一程度かな)も見ていませんし、555以前のシリーズは2回か3回程度しか見ていません。

555でも後期響鬼でもカブトでも感じていることなんですが、繋がりがおかしいやろっていうのがちょくちょくありました。これはライブ感というのが正体だと思いますが、初代の仮面ライダーから脈々と受け継がれてきたものであるのかなぁと今は思います。

よく考えてみれば、仮面ライダーという番組のターゲットからは僕(というか属している層かな)は除外されています。当然番組制作側としてはメインターゲットの層に楽しんでもらうことが第一であり、商売(あえてビジネスとは言わない)であるのですから。だから、ターゲット層以外の層が見ることは自由ではあるけど、それで文句を言うのも百歩譲って自由だけれども、製作側からすると鬱陶しいだけなんですよね。

すいませんでした。

でも、思ったことを言うってのは(ブログだから書くやけど)、精神衛生上、とても大事なことやとも思うし。当然、他人に対しての根拠のない誹謗中傷はいけないですけどね。

また、方向が違うものへと向いてしまいましたが、これもライブ感ということで。

何度も書きますが、故・折田氏への反論とかでもありません。なんか、妙に衝撃みたいなのはあったけど、自分が納得出来たっていうのがあって、そういうことなんかと。まぁ、それで勢いで書いてしまいました。

最後になりますが、折田至氏のご冥福をお祈り申し上げます。

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