goo blog サービス終了のお知らせ 

獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

大阪 府営住宅の立ち退き説明会に行った。

2025-07-23 16:37:59 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
179000円

今の賃貸にすみはじめたのは、今から8年ぐらい前。住んでいたアパートがとりこわすということで、立ち退き屋がやってきて、半年後にはでていってくれといわれたのがきっかけ。

その時に、提示された、立ち退き料は15万円ぐらい。これは低いなとおもったけど、その立ち退きやいわく、みなさんこの金額ですとのこと。

いやいや、この金額では、あたらしい賃貸の敷金礼金もまかなえない。それに私は視覚障害者で引っ越しもとても時間と手間がかかる、あたらしいアパートをさがすのも、ガイドヘルパーさんをやとって一緒にさがしまわらないといけない。なので、その金額では立ち退けない。
その後、何週間貸して、3人組がやってきて、交渉。こわいので、私もガイドヘルパーさんをつれて、近所のサイゼリヤで交渉。

私が行ったのは、こういった立ち退き交渉は、法律問題なので、弁護士でないと業務はおこなえないはず。弁護士資格のないものが、こういった立ち退き交渉をやるのは、ヒベン行為といって禁止されています。市民法律相談でおしえてもらったことをいってみると、むこうもころっと態度を変えて。
わかりました、じゃぁ、これで、もうおしまいということで、この金額でおしまいということで、
提示したのが、立ち退き料50万円。

この立ち退き料のおかげで、あたらしい物件もみつけられたし、引っ越しも完全おまかせパックで引っ越しができた。

立ち退き料の相場は50万延。それが私の常識。

そして今日、私が経営している全盲ヘルパー事業所、ウエカジハローセンターの利用者さんが、公営住宅から立ち退きをせまられているということで、これは大変と、一緒に説明会にいく。

よくよく話を聞いてみると、立ち退きの期限は令和12ネ度、つまり5年後とのこと。まだまだ余裕があるね。利用者さんの口ぶりだと、来年立ち退きしないといけないという感じだったけど、そうじゃなかってよかったよかった。
ただ、その説明会で聞いたのは、立ち退き料179000円。これは一律とのこと。公営住宅の法律できまっているとのこと。

これはすくないね。たしかに公営住宅から立ち退く人は、近隣の公営住宅に優先的に入居できるけども、すくなからず民間賃貸にうつらざるをえない人もいるはず。その人たちに対しても一律179000円。

これじゃ、あたらしいアパートの敷金礼金まかなえないね。

公営住宅に住んでいる人は、おもに低所得の高齢者、ひとり親、障害者世帯。これをきかっけに、老人ホームとか、グループホームにはいろうとおもう人いるかな。老人ホームとかグループホームだと、基本、賃貸物件みたいな敷金礼金はいらないね。そういう選択肢しかないかもね。

ウエカジハローセンターもゆくゆくは、ウエカジハローホーム、障害者グループホームをつくろうとおもっていたけど、この利用者さんがまだ公営住宅にすめるので、まだまだ先だね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 司法試験予備試験短答式試験... | トップ | ベランダ栽培のメロン、とれ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト」カテゴリの最新記事