獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

昨日、大阪府知事と盲人の裁判がはじまった。

2024-05-21 20:52:33 | 同行援護支給決定 不服申し立てプロジェク
大阪府知事


昨日の月曜日、午前11時から大阪地方裁判所1007号法廷で裁判。目の見えない私、盲人ウエカジと、大阪府知事の吉村さんとの裁判。私は、もちろん弁護士をつけずに裁判。


今回の裁判は何かというと、私が、豊中市にたいして同行援護の支給量について不服申し立て、その申し立ては、豊中市に対してするんじゃなくて、大阪府にする。その不服審査請求についての裁判。


2023年6月から、いままで、7回不服審査請求をしている私。司法試験予備試験を受験するので、西宮までいかねばならないのでその外出支援を要求、豊中市であらたにできる図書館ワークショップの参加のための外出、障碍者スポーツ大会の参加のための外出について、同行援護の追加支給をもとめるも、すべて豊中市は拒否。国は月63時間ぐらいの同行援護時間の補助金をだしているのに、豊中市は月50時時間しか認めず、追加支給はしない。
それはおかしいだろうと、大阪府に不服審査請求、それが6つにもなった。


その6つの不服審査請求を、なんと大阪府知事はひとつに併合。こちらの同意もえずに、勝手に併合、その理由は、必要があるから、その必要とは、手続きの迅速化のためとのこと。


それはおかしい。1つめの不服審査請求と、6つ目の不服審査請求を併合するのは、たしかに、6つ目の不服審査請求手続きは過去の手続きを流用できるから迅速になるだろうけども、1つ目の手続きはあきらかに遅延するよね。なのに、迅速のため、手続き併合とのこと。
それはおかしいと、この手続き併合をやめさせる裁判。それを、原告、盲人ウエカジが、被告大阪府に提訴。
その裁判が、昨日あった。


ガイドヘルパーさんと裁判にのぞむ私、傍聴人は、めずらしく3人もいた。


そしてびっくりしたことは、相手方、被告、大阪府の代理人。一般的には、訴訟代理人といって、弁護士が出廷するのだけども、大阪府は、訴訟代理人ではなく、指定代理人という肩書で、大阪府の職員3名が、被告席にすわる。びっくり。


豊中市とずっと裁判をやってきている私。豊中市は、かならず弁護士を代理人として裁判にのぼぞませる。一方、大阪府は、弁護士ではなく府の職員。豊中市も、大阪府をみならってほしいね。


豊中市の訴訟代理にが作成する答弁書や準備書面は実に、ネチネチしている。一方、大阪府の職員の答弁書は、実にシンプルでよみやすいね。豊中市は弁護士に対して、1つの訴訟で100万円ほどはらっているとおもわれるけど、おおさかふは職員なのでそういった支払いはなし。どちらがいいのかな?
一番いいのは、自治体で、職員として弁護士を採用するのが一番だね。ほんらいそうあるべきだね、でもなかなかそうはならないのよね。


さて、5月に、7つ目の不服審査請求を大阪府知事にだした私、大阪府知事が、いままでの6つの請求と、7つ目の請求を併合するのか、実に興味深い。必要性があるといって7つ目を1つ目に併合すると、また、手続きが遅延する。逆に、併合しなかったら、なぜいままで併合してきたのとなる。さて、どうする、大阪府知事?


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