レジャーシート
大阪は、いまが桜の季節。桜満開はとおりこして、ちりはじめた季節。今が一番風流だね。散る桜は、なぜか、人をセンチメンタルにさせる。
そんな今日、雨の天気予報だったけども、くもりとなったので、近くの公園へ花見。通称ゾウ公演。ゾウさんの滑り台がある、こどもに人気の公園。
平日の木曜日のお昼。ガイドヘルパーさんと一緒に、花見。ガイドヘルパーさんのレジャシートをかりて、花見。
私は、宅配弁当のから揚げ弁当を持参。このから揚げ弁当650円も、来月5月からは50円値上げとのこと。
弁当の他に、保温ボトルにお湯をいれて、紙カップ、みそしるのもと、インスタントコーヒースティック、おかしももって、花見。
桜の下に、レジャーシートをひろげて、そこにおべんとうやらボトルやらならべる。これだけでも、なんかうれしい。レジャーシートの魔力。
目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。家族もいない、こどももいない私にとって、このレジャシートとは、縁遠いもの。レジャーシートイコール家族、こども、お母さん、お父さんという私のイメージ。
ないものねだりで、とてもレジャーシートがうれしい私。その上にすわり、おしりに、地面の小さな石ころの感覚をあじわいながら、あつあつのみそ汁をのみ、からあげ弁当をたべ、ホットコーヒーをのむ。
まわりにははくもりなのに、ちらほら、小さなこども、お母さんにつれられたこども。中には、お弁当をもってきてたべている家族。平日ということで、お母さんとこども、あるいはお父さんとこどもという組み合わせがおおかった。こどもは、鉄棒にぶらさがって、それをお母さんにみせて自慢。すると他のお兄ちゃんのこどもが、おれはもっとすごいことできるぞと、鉄棒でマエマワリ。それにみとれる小さなこども。そして、お母さんのもとにもどっていく小さなこども。私のレジャーシートのすぐ横で、走り回るこどもたち。その土埃すらいとおしいね。
からあげ弁当をたべおあって、ねむたくなり、レジャーシートに寝転ぶ。気温20度ちょうどおいい。
ミセスグリーンアップルの僕のことという、歌を、高校生が合唱コンクールでうたっている、音源をききながら、横になる。
顔には、ハンカチをのせる盲人ひとり。
涙があふれてくる。桜、こども、レジャーシート、そして、盲人。この環境で、僕のこと という若者の歌を聴く。素朴な歌声がまたよい。実にセンチメンタル。
あぁ、なんて、すてきな日だがサビの歌詞。
目が見えてた頃も、目が見えなくなった今日も、あぁ、なんてステキなひだ。
空の飛び方をわすれてしまった大人になっても、またそれも、あぁなんてステキな日だ。
いい曲だね。50歳の、盲人の心に
お散歩動画 盲人ひとり桜塚公園で花見をする 唐揚げ弁当、味噌汁、レジャーシート、ホットコーヒー、イタリアの焼き菓子#
https://youtube.com/shorts/hvCQdkCvOQo?si=7MJhPLUnZo_uHqw4
お散歩動画 盲人ひとり桜塚公園で花見をする 唐揚げ弁当、味噌汁、レジャーシート、ホットコーヒー、イタリアの焼き菓子#はこちら
宮本佳林 パラレルハート キリヌキ
https://youtube.com/shorts/21cHWR5RNpM?si=Emiom5TX46d8qbNG
大阪は、いまが桜の季節。桜満開はとおりこして、ちりはじめた季節。今が一番風流だね。散る桜は、なぜか、人をセンチメンタルにさせる。
そんな今日、雨の天気予報だったけども、くもりとなったので、近くの公園へ花見。通称ゾウ公演。ゾウさんの滑り台がある、こどもに人気の公園。
平日の木曜日のお昼。ガイドヘルパーさんと一緒に、花見。ガイドヘルパーさんのレジャシートをかりて、花見。
私は、宅配弁当のから揚げ弁当を持参。このから揚げ弁当650円も、来月5月からは50円値上げとのこと。
弁当の他に、保温ボトルにお湯をいれて、紙カップ、みそしるのもと、インスタントコーヒースティック、おかしももって、花見。
桜の下に、レジャーシートをひろげて、そこにおべんとうやらボトルやらならべる。これだけでも、なんかうれしい。レジャーシートの魔力。
目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。家族もいない、こどももいない私にとって、このレジャシートとは、縁遠いもの。レジャーシートイコール家族、こども、お母さん、お父さんという私のイメージ。
ないものねだりで、とてもレジャーシートがうれしい私。その上にすわり、おしりに、地面の小さな石ころの感覚をあじわいながら、あつあつのみそ汁をのみ、からあげ弁当をたべ、ホットコーヒーをのむ。
まわりにははくもりなのに、ちらほら、小さなこども、お母さんにつれられたこども。中には、お弁当をもってきてたべている家族。平日ということで、お母さんとこども、あるいはお父さんとこどもという組み合わせがおおかった。こどもは、鉄棒にぶらさがって、それをお母さんにみせて自慢。すると他のお兄ちゃんのこどもが、おれはもっとすごいことできるぞと、鉄棒でマエマワリ。それにみとれる小さなこども。そして、お母さんのもとにもどっていく小さなこども。私のレジャーシートのすぐ横で、走り回るこどもたち。その土埃すらいとおしいね。
からあげ弁当をたべおあって、ねむたくなり、レジャーシートに寝転ぶ。気温20度ちょうどおいい。
ミセスグリーンアップルの僕のことという、歌を、高校生が合唱コンクールでうたっている、音源をききながら、横になる。
顔には、ハンカチをのせる盲人ひとり。
涙があふれてくる。桜、こども、レジャーシート、そして、盲人。この環境で、僕のこと という若者の歌を聴く。素朴な歌声がまたよい。実にセンチメンタル。
あぁ、なんて、すてきな日だがサビの歌詞。
目が見えてた頃も、目が見えなくなった今日も、あぁ、なんてステキなひだ。
空の飛び方をわすれてしまった大人になっても、またそれも、あぁなんてステキな日だ。
いい曲だね。50歳の、盲人の心に
お散歩動画 盲人ひとり桜塚公園で花見をする 唐揚げ弁当、味噌汁、レジャーシート、ホットコーヒー、イタリアの焼き菓子#
https://youtube.com/shorts/hvCQdkCvOQo?si=7MJhPLUnZo_uHqw4
お散歩動画 盲人ひとり桜塚公園で花見をする 唐揚げ弁当、味噌汁、レジャーシート、ホットコーヒー、イタリアの焼き菓子#はこちら
宮本佳林 パラレルハート キリヌキ
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