バリアフリー展2005

久々のカキコです。。。忙しい毎日・・・GWも前半仕事漬けの日々が・・・。
そうそう、先週の土曜日にインテックス大阪にて開催されていた「バリアフリー展2005」に行ってきました。(仕事でですが・・・あ~ゆっくりした時間がほしい・・・)
会場は非常に広く、無料ということもあり多くの来場者を集めていました。介護ってほんとうに一つの産業としてしっかりと構築されているんだなと、改めて実感した次第です。
書きたい事は多くありますが、一つだけ非常に心に突き刺さる何かがありました。それは価格よりも品質・機能という面が如実に現れていたこと。ブースの方と話していると、他者との価格競争よりアイデアの勝負!機能の勝負!という点から、ものづくりの原点を垣間見れた気分になりました。(日頃はメーカーのデザイナーということもあり、いかに他社を食うかを迫られてるからかな~!?)
介護業界でデザイナーをしている友人から聞く話によると、介護の分野でも価格競争が前面に出始めている。とくに大手メーカーの商品はイメージは洗練されていて見た目にもデザイン的にも良いが、品質の面では粗悪品といわざるをえない商品も最近では市場に流出している。という“現実”を聞かされています。
自分が人の介護を受けた経験もなければお世話をした経験もありません。そんな自分が少しの時間でいろんな商品を見たところで、そんな“おとしあな”は実感できませんでした。そうなんです。そこが怖い業界なんですね。本当に介護が必要となる方々やそれに関わる多くの人達が納得のできる商品はどれほどあるのだろうか?未経験者がそんな疑問に確証を得る手段もありません。
“介護”“バリアフリー”。。。本当の意味でユーザーの心の奥底を知らないと。
今、トコデザインのプロジェクトに向けてUDを学習中です。最近、「デザインとものづくりと真実と虚像の関係」について考えさせられる毎日です。。。
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ヤマハ「EC-02」発売


ヤマハ発動機から電動スクーター第二弾「EC-02」が5月21日に発売されます。以前モーターショーで見たやつね。まさかあのデザインがこうも如実に商品化されるとは・・・。時代は(ニーズは)変わってるんだな~って実感(売れなきゃ意味ないけど)。アルミフレームによる質感UPや、取り替え式のサイドパネルという“挑戦的なデザイン”には目を見張るものがあります。ただ、30~40代男性ユーザーを意識したデザインとはいいますが、そこには共感できかねます。それにしては少し雰囲気が幼稚かなと、、、。もう少し大人なシャープさってのが注入されれば幼稚な部分は払拭できるのかな!?とか考えてみたり・・・。
五角形をモチーフにした販促にも今後注目!!どれほどイメージを構築し、「ほしいっ!」につなげていくか。気になります。
収納スペースなどを新たに搭載しながら47kgに抑えている。折り畳み式のハンドル・フットレストを採用など、電動のメリットを生かした点はすごいと思う。 充電に要する時間約6時間、1回の充電での走行距離43km。ってのもすごい!!色はシルバーとブラックの2色だけだが、今後バリエーションが増せば、若年女性にも人気がでるのでは!?
正直、自分自身はほしいとは思わないです。もっとシャープなフォルムなら。。。

ちなみに右の写真は意味ないっす。単なる自作品の宣伝。
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「半落ち」

あなたの歩む道と あなたを育むものすべてが どうかいつも輝かしくあれ

あ~愛とは 何も語らず 静かに そっと肩にかかる雨

今日もどこかで 真綿のように 生きているということ

この声が いつの日か あなたに見える日まで 光の庭で 永遠に唄うよ
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「re-school PHOTO FRAME」

久々にふと心に立ち止まるプロダクトに出会いました。
作らないで創る、D&DEPARTMENTのコンセプトの形、第6弾の商品!学校机の天板を使用したフォトフレーム「re-school PHOTO FRAME」で、天板の傷をそのまま残していたり、脚に机の横のフックを利用したり、心を掴む工夫が憎いくらいにシンプルに表現されたフォトフレーム。
「つくらないでつくる」というコンセプトが如実に現れ、自分自身が小学生時代に味わったあの教室での、あの雰囲気、あのにおい、授業が退屈でコンパスの針で机に穴をほじくってみたり、カッターで相合傘を書いてみたり、テストの前に問題にでそうな答えを机にかいたり(いやいやそれは犯罪でしょ!?)、そんなどこか懐かしい過去の自分に出会えるかも。この商品を見たとき、そんな風に心を躍らせていました。
フォトフレームには、過去のモノ(写真も作品も)しかいれることはできない(未来のモノは一切入れる事はできない)。そう考えると、フォトフレームの存在価値は過去をいかに残すか、表現するかだと思う。そういう性質のモノだからこそ、「re-school PHOTO FRAME」には小学生の頃に憧れた夢を詰め込んでほしい。それは自分の人生にとって起点となる人物との写真や、自らの価値を高めた作品の写真、夢を支えてくれる親との写真、はたまた小学生の時にかいた絵とか(当方、昔は漫画家になりたかったみたいです)。それらを詰め込んで、夢と、小学生の頃のあの世界を思い浮かべてほしい。懐かしさ、歯痒さ、初々しさ、、、心で何かを探ってほしいですね。日常ふっと立ち止まって。
(夢をフレームの中に収めるのは夢を留めさせるという考えは間違いだと思います。なぜなら、全ては過去に過ぎないから)

超個人的見解で大変申し訳御座いません。
あなたはこんなプロダクトをどのように感じますか?

D&DEPARTMENT
「re-school PHOTO FRAME」
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「Thoughtless Acts?」+デザインの話

 「デザインのための観察」をテーマにしたIDEOの「Thoughtless Acts?:Observations On Intuitive Design」のWEBサイトがオープンしています。書籍のプレビューを見る事ができます。

IDEO Thoughtlessacts.com

 観察結果の写真を投稿したりもできるみたいなんですが、なにぶん英文なもんでしてやり方わかりませぇん。。。それはさておき、IDEOには少なからず憧れみたいな何かを持っている今日この頃の僕ですが、IDEOのデザイン理論や方法論、ビジネスマッチングなど、そのフットワークの軽さ、且つ斬新プラス、的を得ている(納得させられる)デザインに対して、普段インハウスデザイナーとして一種の分野を専属に脳を活用している僕のようなハウスマンには、当然のように憧れ(希望なのか)をもつだろうと思う(憶測)。
 常に何かをキャッチする日常。常に何かにぶち当たる日常。常に何かを乗り越える日常。
 僕はそんなIDEOのデザイナーになりきったかのように毎日、道を歩いてる。いわゆる、「デザインのための観察」をしている。当然、マイバグリスト持参です。人が無意識に行っている行為、そこから「当たり前・ふつう」を削除したら、何に疑問をもつだろう。人・モノ・自然・時間・空間・匂い・音・感触・言葉・関係性・過去・未来。
 デザインのための観察―それはデザイナーの目。デザイナーとは社会や経済が時間だけではない進歩のためのクリエイティブの根源であると僕は考える。ならば、一般人(ここではデザイナーとは違う人達)と同じを目を持っていては駄目だ。デザイナーは日常にまだまだたくさん転がっている“バグ”を見つける必要がある。デザインのための観察。
 あなたがデザイナーであるならば、あなたのそばにある“バグ”をそのままにしておかないでほしい。プロならば。僕はそう考える。
 デザインのための観察から得た“デザインのたまご”。それらをデザインに活かす方法は、あなたが知っている。それがデザイナーだと思います。

 デザインについて、様々な喜怒哀楽または夢、葛藤がある。そんな話をカキコしたくなったら、たまにお話します。

FOR ZIMA0724
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我が家のアイドル犬

お待たせいたしました。我が家のやんちゃ!?なわんこのご紹介。
小さい(茶)方がラブ(雑種・メス・3歳)、大きい(白)方がノン(雑種・メス・6歳)。ほんと仲の良いコンビ!!実は二人は親子なんです。一言で言うと、ラブは「内弁慶のガウガウ犬」でノンは「大人な甘えた犬」。ラブは母親のノンちゃんにいつも守られているので、いつまでたっても“親離れ”できず、うれションはするは、怖がり&寂しがり、遊びたがり・甘えたがりで手のかかる子。でもその一途でけなげな行動がかわいくてかわいくて。ノンちゃんはおとなしそうに見えるけどラブ以上に甘えたがり。ラブにばっかりかまっているとノンちゃんはラブにちょっかいをかけだしてたちまち運動会が始まります(一日一回は必ず・・・)。部屋中走り回ってじゃれ合ってテンションは最高潮に。たまに僕もその運動会に参加してます。脈略のない文章になってしまいましたが、とにかくそんな二匹を飼ってます。
彼女らと暮らすようになったのは2003年の3月から。実は親戚の家の近所の人が引っ越す先のマンションでは犬が飼えないから保健所に預けようとしていたところを、親戚の人が、以前犬を飼っていた経験(以前にも二匹いた)のある我が家にどうかと話をしてくれました。そんなかわいそうなわんこがいるならと(そんな話されたらほっとけないよっ)、母が「一度見るだけでも」といって(見るだけで終わるはずがないのはわかってたけど)そのまま連れて帰ってきました。家に来た当時はすごい怖がりで少しでも物音がするとすぐ吠えまくるという感じでした。以前飼われていた環境が最悪で全く可愛がられてもいなかったらしく、人間不信状態でした。いっしょに生活するようになって徐々に彼女らも心を許すようになって、いまではもう甘えん坊将軍状態です。
つらい過去を生きてきた彼女らにはもう辛い思いはさせたくないとおもってます。(ちょっと甘やかせすぎかも。と最近思い始めてますが・・・)

長くなってしまいましたが、また面白エピソード(たくさんあるんです)カキコしまっす。
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