かたちからデザインへ ものづくりの未来が見えてきた展&交流セミナー

レポートが遅くなりましたが...7/10にATCで行われた「かたちからデザインへ ものづくりの未来が見えてきた~ミズノ&松下電工の新しいものづくり~」のセミナーに参加してきました。セミナーといっても講演会みたいなものですが。
デザインの在り方、役割、未来への創造。そんな話を聞けた約2時間のセミナーでした。中でも、ものづくりの現場で大切にしてることやヒントとなることは?という質問の回答が印象的でした。

河野氏(ミズノ)
「デザインだけとか、各セクションのフードをかけてしまうことは良くない。各想像力をくみ取って新しい職場にしていく事が大事。いいものを作るためにどうすればよいのかを、みんなで。」
確かに、情報をどう切り取り、どう扱うのか!?僕自身も日々試行錯誤している気がする。いかにして他部署・他業種・他分野と関わり、いかに情報を組み合わせ、クリエイティブするか。ものづくりのベースなんだろうけれども、その基本が意外と難しいんだと最近特に思う。スムーズにコトが流れない苛立ちだってあるし、不条理な側面も時たま顔を出したりするし...。根気強く、粘り強く、これもデザイナー基本!?

山内氏(松下電工)
「現物の重要性。アナログの凄さを見直している。モデルを並べる事でいろんなセクションの人達がディスカッションできる。コンセプトを形にしていくコアとなる部分。」
ブレインストーミングにおいて、討議内容をいかにイメージし易くするか工夫することも一種のプレゼンテーションであると思う。より想像力をかき立たせるデフォルメされた手書きのスケッチや、幾多のモデルというのは、イメージさせるのに最適なツールであることは今も昔もかわらないんだなと感じた。しかし最近はCGにたよるデザイナーも多いのではないか。手書きのスケッチもかけないデザイナーも多いのではないか。ツールは多い事にこしたことはない!?

帰りに大阪デザインフォーラムワークショップ作品も展示してある「かたちからデザインへ ものづくりの未来が見えてきた展」を見ました。確かにHOSPIのモデルの数々が出迎えてくれました。

ps.
昨日、柴田文江さんの公開取材に行ってきました。ベビー用品のデザインも手がけているということでかなり興味深深で。レポートはまた後日。


「かたちからデザインへ ものづくりの未来が見えてきた」展
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ダニー・ザ・ドッグ

お久しぶりです。また仕事に追われ、自宅のPCを起動させる時間もなく、ブログの方もご無沙汰となってしまいました。。。書きたいことは蓄積し、ムズムズしてるのですが。。。まずは映画の話から。
少し前(一カ月近く前の事かな...)に、ダニー・ザ・ドッグを見ました。内容はCMで流れていた感じ通りの単純なものでしたが、「ありふれた愛情の大切さ」を再確認した気になった。人間を道具として、又はペットとして扱うのは不可能なのだろう。なぜなら人間であるという事は、情を求め・与え・噛締めていくという行為を自然と感じえる存在であるからだ。それが“人間味”といえる部分ではないか。

デザインとは、モノとは、商品とは、、、そんな“人間味”を感じえる存在であるべきか!?全てがそうだとは言わないが、人と人との関係性を橋渡しするデザインの一つの方法論であると思う。大切な事は、人生をいかにして楽しませるか。デザインを使って。デザイナーの存在意義はそこにある。


ダニー・ザ・ドッグ公式サイト
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