日経デザインに満腹

日経デザイン1月号に、へそのおケース「manpuku」が紹介されました。
今回はコンペ特集という事で、デザイナーと企業との接点を結ぶ、画期的な新スタイルのコンペシステムを運営するエフ・プラットのページの中で、当方作品の「manpuku」が紹介されています。

商品化に向け検討を重ねている段階ではあるが、コンペを勝ち抜き商品化されるというのはインハウスワークとは違う、感動や希望と出会える気がする。コンペがビジネスに結びつくことにより、デザイナーにとって、流通や販路の壁を破る突破口になるえると思う。

澄川伸一さんの記事の中で「コンペに勝つためには、まずインパクト。それでも好き嫌いに流されないバランスも大事」という点にはすごく納得できる。
普段からのプレゼンも同様だと思う。デザイナーであるなら、“納得のできるインパクト”を理解すべきだ。数ある商品の中で、素直な消費者の手に触れるチャンスをデザインできるのではないか。


澄川伸一
日経デザイン
あったらいいなを形にするサイトMyDesign
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卒哭忌

23日は、父の「百箇日忌」だった。
百箇日とは、故人が他界して百日目の供養。また、故人を失った悲しみから立ち直る、卒業する日という意味で、卒哭忌(そっこくき)とも言われる。
思えば、この三ヶ月間、精神的に辛いと感じる毎日であったように思う。それでも普段と変わらぬ“日常”の中に身を委ねる自分がいた。仕事はピークの忙しさ。おまけに度重なる親近者の他界。
2005年は忘れられない年だ。こんな苦しさは味わいたくない。帰宅したときの寂しさは計り知れないほどだ。こんな経験をした人にとって得たものとは何なんだろうか。

自分にとって何かしらの気力をかりたたせる卒哭忌であってほしいと願う。最近、周りが変わりつつある。変化が起きている。「動き」があるように感じて止まない。

人生にとって、立ち止まることも一つの「動き」であるだろう。
そんな風に、自分を引き止めていた。
それが再び動き始めること。
目には見えない何かを心に抱いて。

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