東京デザイナーズウィーク

今月初旬の連休に３泊４日でTDWへ行って来ました。今期２１度目の開催となる東京でのこの祭典に初めて体感してきました。大阪のとは違ってボリュームとクオリティ、そして何より来場者の数が違った。

初日は外苑でのTDW本会場。
二日目は渋谷、六本木、デザインタイド、±０。
三日目はプロ作品展等を見学。

中でも原宿でのデザインタイドが楽しかった。海外からもクリエイターが参加した廃墟を利用したこの会場の空気が濃かった。
若いクリエイターのパワーが漲っていたこの会場で特に注目したのは「シャドウモンスター」というロンドンのフィリップ・ワーシントンの作品である。デジタルにより影絵をおかしなモンスターを作る遊び。これが楽しい。子供心だけじゃなく、この遊び心に大人も虜になりそうだ。
影絵を空想のユーモラスな世界観に変貌させるこのツールには、「手軽さ」と「驚き」だけじゃなく、子供と大人がいっしょに楽しめる、ましてや大人の方が夢中になるくらいの楽しさがあると思う。子と親のコミュニケーションの手軽な遊びの一つとして近い将来、家庭の中に溶け込んでいるのかもしれないですね。

プロ作品展の「button」(門倉さん作)が気に入った。ＬＯＶＥというテーマに、この切り口かあ～っと心を奪われた。ラブがボタン。どこか懐かしい。卒業式の第二ボタン。
糸をモチーフにしたフレームの感じも気に入った。
等間隔にいくつか並んでいると面白いだろうな。夢が広がるな～。と一瞬にして頭の中を情景がめぐった。
理屈抜きに、なんかいいな～。と思えるデザインだった。

最近また忙しい毎日です。ということでこんなところで。