MASAKAZU HORI DESIGN / mhd
news & diary
グッドデザイン表彰式
著名なデザイナーの方々がわんさか。場違いだな~と委縮しながらも、初めての体験を満喫した。
大賞15点の“たった3分”の緊張のプレゼン。3分に込めた“熱い”解説。映像あり、時間切れあり、マシントラブルありの波乱続きで見ている方も力の入る雰囲気の数分間であった。
個人的にはオクソーの「ダイコン グレーター」を応援していた。山中さんのプレゼンの中で「2年を費やして試行錯誤を繰り返しながら完成させた」「たかが大根おろし、されど大根おろし」という部分に心がググッと奪われた。現代版の日本の職人魂的な“情熱”が僕のからだを熱くさせたようだ。
そして、3度の投票が行われた。
上位接戦に食い込みながらも、最後は「ロボットスーツ」と「三菱i」の決戦投票となり、わずかな差で「i」が大賞を受賞した。
個人的には後部座席の振動の多さやトランクの高さ等が問題視されていてデザイン重視による機能の欠落があることから、どうか思っていたが、それを超越する「安全性を維持したリアミドシップ」「小回りのきくハンドリング」そして「未来的で上質なスタイリング」が評価されたのだと思った。
喜多審査委員長の言う「みなさんが思い浮かべる少し未来のデザインを実現したのがiという車が際立っていた」という、まさにその通りなのかなと感じた。
“軽”と“ロボット”。“日本らしさ”がそこにはある。先進技術と関わる、その職人魂。日本のデザインは特にその要因と共に歩んできたと思う。そしてこれからも。
iもロボットもそれらが分かりやすかったのだと思う。そういった点でも日本らしいデザインを世界に発信できる商品が選ばれたのではないかなと感じます。
2006グッドデザイン賞ベスト15
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自転車ファイル002
時間あらば読んでみてください。
TOCO CYCLE
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止めの美学
ダンス、フィギュアスケート、サッカー、野球、そして空手。などなどのスポーツ。華麗な技と真剣勝負。その中において「止めの美学」というものがある。
僕は11年間、空手をしてきた。組手と型と。強さは決して力じゃなく、その技術であるのが空手道というものである。
技術。それはいかにして「印象に魅了させられるか」だと感じてきた。観客と審判への印象度が勝敗を左右するものだと体験してきた。
例えば、ある市の大会で自分はその印象を与えるような俊敏且つ適格な攻めを実行したことがある。自分は決して体格も大きくなければ力もあるというほどでもなかった。長年空手をしてきて、体重別がない空手において、体重差が不利だと感じることもあった。しかし、この大会は自分にとってとても重要な大会であったこともあり、どうすれば勝てるかを研究した。体格の小さい自分にはスピードがあり、フットワークの軽さが強みになると思ってきたが、それだけでは勝てないと気付いた。
今の突きが決まった!と印象付ける技を身に付けた。それが「止めの美学」であった。一瞬の「止め」が好印象になる。気合いと共に拳を相手のふところに突き、素早く戻してくる一連の動作の中に、ほんの一瞬だけの「止め」を意識した。たった一つの突きが重く感じられるような気がした。自分にはスピードがあり、相手より多くの攻撃を仕掛けるようなスタイルをしてきたこれまでの戦い方では、きっとひとつひとつの攻撃が「軽い」ように印象付けられていたのではないかと思う。
この「止め」が効果的だった。連続性の中での一瞬の止めへの意識。その止めの瞬間の集中力。これが強さになった。言葉ではなかなかうまく伝えきれないが、この一瞬の止めを知ってから自分はここぞという時の集中力が高まったと感じている。結局、この市の大会で始めて優勝することができた。空手生活11年間でたった一つの金メダルは「止めの美学」が生んだ宝物である。
そしてデザイナーとなった今でも、その美学は生きている。
やりすぎない、こだわり過ぎないという「止め」ではなく、連続性のある行為の中での一瞬の「止め」を意識している。スケッチ一つ描くにしろ、プレゼンするにしろ、「ここだ!」という要素を意識し、集中力を高めることで、自分の間合いに引き寄せ、印象度を高めている。それは「間」に近いかもしれないが、そうでもない。好印象につながる「止め」である。
ほんと伝えにくい内容である。体で体感しないとなかなか理解されないかもしれない。だからブログに書くこと自体、躊躇していた。だけど、最近になって、この「止めの美学」は自分にとって重要な技なのかもしれないと感じるようになり、書くことを決めた。
幼い時期から空手をした経験が今にも生きていると感じることが単純にうれしい。
人生ってそんなふうにして積み重ねていくものなんだろう。
あなたは「止めの美学」体感してますか?
僕は11年間、空手をしてきた。組手と型と。強さは決して力じゃなく、その技術であるのが空手道というものである。
技術。それはいかにして「印象に魅了させられるか」だと感じてきた。観客と審判への印象度が勝敗を左右するものだと体験してきた。
例えば、ある市の大会で自分はその印象を与えるような俊敏且つ適格な攻めを実行したことがある。自分は決して体格も大きくなければ力もあるというほどでもなかった。長年空手をしてきて、体重別がない空手において、体重差が不利だと感じることもあった。しかし、この大会は自分にとってとても重要な大会であったこともあり、どうすれば勝てるかを研究した。体格の小さい自分にはスピードがあり、フットワークの軽さが強みになると思ってきたが、それだけでは勝てないと気付いた。
今の突きが決まった!と印象付ける技を身に付けた。それが「止めの美学」であった。一瞬の「止め」が好印象になる。気合いと共に拳を相手のふところに突き、素早く戻してくる一連の動作の中に、ほんの一瞬だけの「止め」を意識した。たった一つの突きが重く感じられるような気がした。自分にはスピードがあり、相手より多くの攻撃を仕掛けるようなスタイルをしてきたこれまでの戦い方では、きっとひとつひとつの攻撃が「軽い」ように印象付けられていたのではないかと思う。
この「止め」が効果的だった。連続性の中での一瞬の止めへの意識。その止めの瞬間の集中力。これが強さになった。言葉ではなかなかうまく伝えきれないが、この一瞬の止めを知ってから自分はここぞという時の集中力が高まったと感じている。結局、この市の大会で始めて優勝することができた。空手生活11年間でたった一つの金メダルは「止めの美学」が生んだ宝物である。
そしてデザイナーとなった今でも、その美学は生きている。
やりすぎない、こだわり過ぎないという「止め」ではなく、連続性のある行為の中での一瞬の「止め」を意識している。スケッチ一つ描くにしろ、プレゼンするにしろ、「ここだ!」という要素を意識し、集中力を高めることで、自分の間合いに引き寄せ、印象度を高めている。それは「間」に近いかもしれないが、そうでもない。好印象につながる「止め」である。
ほんと伝えにくい内容である。体で体感しないとなかなか理解されないかもしれない。だからブログに書くこと自体、躊躇していた。だけど、最近になって、この「止めの美学」は自分にとって重要な技なのかもしれないと感じるようになり、書くことを決めた。
幼い時期から空手をした経験が今にも生きていると感じることが単純にうれしい。
人生ってそんなふうにして積み重ねていくものなんだろう。
あなたは「止めの美学」体感してますか?
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プリン占い
「あなたはプリンでいうと何だろう?ずばり、占ってみよう、プリン占い!」
僕はゼラチンでした。
・外見も精神年齢も実際若くみられることも多いでしょう。
・とっても健康的で無駄な脂肪も少なく、お肌もつるつる(コラーゲン効果)。
・無理なダイエットをしない限り、歳をとってもずっと自然な若さを保てます。
・体がゼリー状になりはじめたかな?と思ったら、こまめに運動すること。
・ 性格的な面はアバウトなモードのときとこまかいときもあったりと、二つの違ったタイプが自分の中に混在しているのも特徴(前者:板ゼラチンモード、後者:粉ゼラチンモード)。
・集団の中ではあまり目立つことはないかもしれないが、みんなの心を懐かしい思いで満たす「癒しのパワー」を持っている。
・いつまでも子供の頃の素直でピュアな心を持っていますので、明るく楽しく人生を生きられることは間違いありません。
・ゼラチン隊の隊員の資格を取得されました。
という結果でした。
あたってる面もあれば、そうかなと思う面もありますが、なかなか面白い。
プリンを占いに活用するとは、画期的な発想ですね。
※こちらのネタは後輩のブログのネタをつかわさせて頂きました。
後輩のブログ
プリン占いHP
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自転車ファイル001
ちょいと長いですが、時間あらば読んでみてください。
TOCO CYCLE BLOG
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UDON
面白い映画だった。とっても。
この映画を見た後は、うどんが食べたくなるっていうのはマジの話でした。映画が終わって即うどん屋さんへ直行しようってことになったんですが、なにしろレイトショーの後だったので、開いているうどんやさんが近くにない。ってなことになってしまい、それでも探し回っていたら創作パスタ屋さんがあった。
そこでうどん代わりの和風パスタを食べ、一先ず満足。結局、腹が減ってたらなんでもうまいっ!!これが人のからだですね。
この映画を見て思い出したのが、大学時代(大阪芸術大学)に学食(第一食堂)でよく食べた「山菜肉うどん」といううどん。油っぽくなく、山菜のシャキシャキ感があり、甘く、コシのあるうどん。あれがなぜかとても好きだった。
自分にとってUDONといえばあれかな~と改めて思った。久々に食べたみたいな~。
料理というのも時空を超えて感覚を刺激する。思い出すだけでなんとなくの味やにおいを思い出す。脳には映像だけじゃなく、そんな五感をも記憶する能力があるのだ。
からだが覚えいてる。勝手に欲する。
それこそが真に受け入れ、欲求を満たし、好きになるということだろうか。
デザインを“受け入れる(脳やからだが)”というのは料理のこれに似ているような気がする。
UDON公式ブログ
UDON公式ページ
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先輩がGマーク受賞!
審査委員による評価コメント→「全体のフォルム、カラー展開など、良くまとまったデザインが評価された。特に反射ロープを使用した配慮は、ささやかな事ではあるが、安全性の面で大きい。」
入社以来、いつもお世話になりっぱなしの生意気な後輩に対して、いつも誠実に答えてくれる“楽しい”先輩です。
そんな先輩の日々の苦労を近くで見ているだけに、心からおめでとうと言いたいです。
僕自身はこれまで2度のチャレンジに敗退。Gの審査基準や権威、社会的認知の温度差を問題視されていますが、Gを受賞するということは魅力のある事には変りありません。いいモノはいいと評価されることはデザイナーにとって張り合いのあるものだと思います。
この業界で“為になる”デザインを追及し続け、快適で便利な人とペットの関係性を底上げしたいと願います。
そういった点でも、今回ペット用品が受賞し、少しでもこの業界のもの作りがデザインという括りの中で評価されることにはとても意味のある事だと思う。
ちなみに先輩のお兄さんはRA○FA○Rというグループのボイパ担当です。
受賞商品ページ
公式サイト
受賞ニュース
おっ○んのブログ記事
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東京フレンズ
大塚愛の為の映画!?という安易な気持ちで、そして一ファンとして楽しみな気持ちで見に行ったのだが、内容的にも良い映画だった。
夢と現実、そして恋愛と友情。様々に交差する葛藤にかなり共感した。
「お前の声が好きだからって、私に歌を教えたのはあんたでしょ?!」ってフレーズがなぜか心に染みました。
人のある意見や言葉が、自分にとっては人生を左右するような大事なフレーズになりえるんだと(当たり前だけど)、いうこと。言葉にはそういう意味があることを改めて知った。
大塚愛が何回も言ってたフレーズで「君は一番はじめに描いた夢を今でも覚えている?」というのがありました。
自分のはじめての夢は漫画家でした。北斗の拳に憧れ、ロックマンのキャラクターデザインにはまり、日本の城の風景画にはまっていた小学生の自分。好きな事をとことんしていたあの頃がなつかしい。いまもその気持ちを大事に持ち続けていたいなと、思いました。
東京フレンズブログ
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台湾旅行
向こうに住んでいる友人に案内されながら、観光客が普段は来ないような地元の人ぞ知るおいしいお店や土地にも連れてってもらった。
おいしい料理、マッサージ、占い、寺院、夜市、タイペイ101、千と千尋でモチーフにされた九仱などなどを満喫!大満足の3泊4日の旅だった。
今回の旅での一番のサプライズは、なんといっても…あの臭い、やばいくらいに鼻に残る…あれです。台湾人は美味そうに食うの何の…なぜあんなクッサイもんをあれほどむしゃぶり食べれるのだろうか?目が点になったまま戻らないくらい。あ~思い出すだけで嫌になる…。みなさん知ってますか?あの臭さ。納豆やくさややうんちなんて比じゃないですよ。その臭いもんを蒸したり、焼いたり、揚げたりしてんですぜっ…あ~信じられない…。くさい。あ~臭い。臭臭臭…。
だから、結局食べなかった。っていうか食べれなかった。その場から逃げたかった。
あんな臭いものをおいしそうに食べる姿。文化の違い、常識の違いに驚かされるばかりだった。
土地も変われば文化も変わる。文化も違えば欲求も変わる。欲求要素が変われば感性も、求められるデザインも変わるのだろうか。臭いも…
文化や人種は違えど、おんなじ“ひと”にはかわりないのだから、人として、生命体としての本質の部分を抑えておけば、必ずしも変わるとはいえないのではないか。その部分を知ること。デザインにとってとても大事だと思う。
デザインが見た目のみのカラーやフォルムのみを示す言葉であるのなら、それは別の話になるが、昨今のデザインの認識はそうじゃない。本質を知ってこそ世界に通じるものづくりができるんだと。(臭いもか…!?)
ということで「臭豆腐」という食べ物のお話でした。あっ違うか、台湾旅行のお話でした。
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リゾート大島
和歌山県の串本にある大島(小島だけど大島)。そこにキャンプ場のリゾート大島というところがある。
かなり楽しかった。釣りにBBQに、人生ゲームに。単純なことが楽しい。8人でするジェンガ、三文字暗記シリトリ。単純なことが楽しい。
そう、簡単なことでも非日常の場所や時間の中で、いつものメンバーと遊ぶというただそれだけで楽しめる。これが旅の良さだと思う。別に特別な何かをしたわけでもなく、単純なことが楽しかった。
そして僕が今回の旅で拘ったのがレンタカー。8人のメンバーが一台の車に乗れるということ。遠足気分で車中も楽しくして欲しかった。それが見事に実現できた。10人乗りのキャラバン。乗り心地はというと、縦揺れがしたのが気になったが、何よりみんなでゲームをしたり、話したり、寝るのにも十分。それがよかった。
これも非日常の楽しみの一つになりそうだ。
日常と非日常。その空間を行き来すると、こんな心や体をリフレッシュできるチャンスに出会える。とても大事なことだと感じる。
日常のデザイン。非日常のデザイン。両方大事ですね。と感じる旅でもありました。
いいリフレッシュができた。今月も仕事頑張るぞ!!
リゾート大島
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TOCO CYCLE
自転車。それはとてもいい乗り物です。健康にいい。気持ちがいい。そして何よりエコなのです。
排気ガスを出さないというエコ。健康のために費やす費用節約のエコ。そして、無理なく長く続けられえるというエコ。
社会人3年目。徐々に体重増加気味の歯止めのため。ストレスから開放され自然の中に飛び込みリフレッシュするため。
トコデザインの趣旨である「TOCO=常=継続」というコンセプト同様、長く継続していきたいと思っています。
自転車に関する投稿は[TOCO CYCLE BLOG]にしますので、こちらの方もよろしくお願いします。
末永く、よろしくお願いします。
TOCO CYCLE BLOG
TOCO DESIGN HP TOCO CYCLE PAGE
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TOCO DESIGN HP.Re
徐々に忙しさも増し、ほったらかしになっちゃってますね・・・。
しばらく閉鎖しておりました、トコデザインのHPがリニューアルしました。
→http://tocodesign.nobody.jp
まだ未完成のページもありますが、心を新たに、インハウスワークにプライベートワークに、楽しんでいきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
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