EasyShare V570

半月前ほど、デジカメを買い換えた。
2年半ぶりにデジカメを買うということでかなり吟味した。

ポイントは動画(mpeg限定)も取れて、それなりに静止画も綺麗で、デザインに拘ったもの。そんな要素を考慮すると意外と該当物がない。
まずmpeg対応のコンデジ自体が少ないこと。そしてデザインを見てみると、日本メーカーのものはどれも同じ路線を走りすぎていて、似通っている。ちょいと変わり者の自分には「これっ!!」というデザインが見当たらない。。。

というのも、性能をある程度重視した選択をしていると、こんな感じになる。
性能を無視!?して視野を広げると、こんなすばらしいデジカメに出会った。そう知る人ぞ知るコダックの「EasyShare V570」だ!!

このカメラ、デジカメとしての基本性能は大したことない。解像度は低く,ピントも甘い。電池の持ちは決して良くない。だめそうなカメラのように思うだろうが、決してそうじゃない。全てのデメリットを帳消しにしてくれる23mm広角レンズと標準レンズの世界初のデュアルレンズ!!パノラマ撮影もでき、相当楽しいカメラだ!
素直に感動した。カメラって楽しいものだという事を改めて味わえるカメラだ。かなり満足している。レッド・ドッド・デザイン賞も受賞している味のあるカメラ。
ちなみに価格.comのユーザーレビューでも決して総合評価は高くないが満足度は全ての方が満点の5を付けているという特異なデジカメである。

チャンスがあれば店頭で一度触ってほしい。それほど、僕自身かなり感動し、一目ぼれ的な購買意欲をそそられた。この感動。ものを買うときの一番大切なことなんだろうか。
そういえば、最近、ものを購入する・消費する際の感動ってめっきり減ったように感じる。
子供の頃のような好奇心あふれる目の輝き。まだまだ忘れてないぞ。もっともっと"いい物”と出会っていきたい。

EasyShare V570
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奈良ドリームランド

昨日、8月に閉園することとなったNARAドリームランドへ遊びに行った。高校の頃にプールへ行ったことはあったが遊園地自体へ行くのは今回が初めてである。45年の歴史に幕を閉じる。

午後からは生憎の雨だったが、午前中だけでも十分楽しめた。たしかに若干のレトロ感は否めないが、こんな雰囲気がとても懐かしい。子供の頃に狭山遊園地へよく行ったが、雰囲気が似ているように思った。僕の中では大きな狭山遊園地のようだった。

ゆっくり楽しめるのんびりはしゃげる雰囲気の遊園地がまた一つ終わってしまうのはとても残念だ。
近年は遊園地にしろ映画館にしろ、小奇麗になり便利になり大きくなり。そんな時代の流れなのは分かってる。だけどなぜか情景が心に響かない。「きれいだな~」そんな当たり前の残像だけで新鮮味に欠ける。
なんでも新しくすることがいいのだろうか。古いものをよりよくできないものか。そんな風に個人的に願う。しかし奈良ドリームランドは人件費の問題、地域性、少子化問題、交通の便、様々な要因の中、経営の難しさが明らかだ。厳しい状況の中、そんなのんきなことは言ってられないものである。“のんきなことが言えない”ビジネスがまかり通っているのが日本の社会なんだと残念に思う。
とにかく宝塚ガーデンフィールズのように遊園地的なものを残してほしいなと思う。

新しいものに大衆の興味が向く。だから古いものは新しくしようってのは安易過ぎる。ものの価値ってそれだけではない。なんでもかんでも新しくするってな考えだけではなく古いものをよりよくするってのもデザイナーの大きな仕事である。こんな気持ちを大事にしたいと思う。

NARAドリームランド
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ドイツワールドカップ開幕

お久しぶりです。
いよいよドイツワールドカップ開幕しましたね。

昨夜のドイツ×コスタリカ戦、眠気の中見ました。目の覚めるような先制点、コスタリカのカウンター。あ~いよいよ始まったんだな~と実感。
僕がワールドカップを見るようになったのは94年アメリカ大会から。バッジョ、ロマーリオ、ハジのプレーに心を奪わ、子供ながらに「これは世界一の大会だ」と感じたことを覚えている。もうあれから12年。僕自身タイムリーに見る4つ目の大会となる。
残念ながら夜中の放送で、6月は眠気との戦いの日々が続きそうだが、社会人になってサッカーの感動と出会えるチャンスがめっきりと減った分、この大会がとても気になる。12年前に味わったあの感動が今大会でも感じられるであろう事を期待したい!

ポーランド×エクアドル戦では審判の日本代表、上川徹さん広嶋さんが登場した。一足早いドイツワールドカップデビューは好判定であったようだ。
家でサッカーを見る事が多いのだが、日本代表の試合やワールドカップ、今までは自宅で父と見る事も多かった。サッカーを通じて久々に会話をしたということもあったように思う。
両審判を見てると歳の近い父を思い出す。今大会は家で見るのが少し寂しい。

4年も経てば、環境は思っているより相当変化しているだろう。その変化を様々な場所・場面で感じることが多い。“変化を知る”のではなく“変化を感じる(読み取る)”ことがデザイナーにとっては非常に重要なことだと思う。取り巻く環境の変化を広い視野で。
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