ヌーサ滞在記

遅くなりました。オーストラリアを満喫し無事に帰国。帰国した次の日から毎日忙しい日々…。今日は久々に昼までゆっくりと寝てました。

わずか10日間の旅。
そしてたった1週間の語学留学&ホームステイ。今となってはかなり前のことのように感じてしまう現実が嫌です…。簡単&適当ですが、滞在記をどうぞ。↓

4/28夜jetstar搭乗、翌日到着し、休む暇なく目的地のヌーサまで車で移動。ホームステイ先のお宅へ。出迎えてくれたのは同じくホームステイをしている同じ学校に通う学生2人。後にこのお二人にはかなりお世話になることになる。

到着初日は休日なので、自転車を借りて町を探索。
大阪では味わえない、あり得ない青い海と空。広い道路と立ち並ぶ高級住宅。渋滞もない。ただっぴろいこの町の自然観はまさに開放感に溢れていた。梅田という人の波に飲まれる日々とは全く違ったこの開放感。胸に広がる充実感。こんな感覚が好きだと改めて感じる。夕方になり帰宅しホストマザーと初対面。用意していた日本土産を渡す。かわいらしいわんことも触れ合う。とてもいい家族。

学校初日はまずは面接での試験。
そこでクラス分け。12名ほどのクラスの輪に飛び込んだ。韓国・日本・スイス・イタリア。年齢も幅広い。教科書を使いながら、発言したり、相談したりしながら、ときにはコンピュータールームを使って授業が進む。毎日2・3ページの宿題が出される。それを僕は毎晩、一生懸命に取り組んだ。宿題をするという懐かしい心地よさと共にたくさん疑問点を持ちながら翌日の授業に挑む。ここはどうしてこうなの?と質問したくてもうまく聞けない、うまく聞き取れない。とっても歯がゆい。クラスメイトにも何度も聞いたりしてすこしづつ納得していく。そしてその度にコミュニケーションの質を身に着けてる気がしていた。

たった1week。ということもあり、2日間は午後にアクティビティを選択。
他の学生と一緒にテニスをしたり、ジャングル探索にもいった。体を動かしながら輪を広げていく。まだまだ英語で上手に想いを伝えられなかったが、伝えたい、話したいという気持ちが日々高まる。これが大事なんだなあ。

金曜は無事に修了証書をもらい、学校をあとにする。クラスメイトとも仲良くなったり、昼ごはんを一緒に食べる友人の輪ができた頃に卒業なんて…。まだまだここで勉強したい気持ちを抑えつつ、現実を見つめる。

木曜には有名なバーへ行って久々に踊ったり、土曜には動物園へ。その他にもいろいろと楽しんだ。言葉の壁というのは意外となかった。当然、まだまだ聞き取れないこともあったが、伝えたい気持ちや向上心があれば、ここでやっていけると感じた。たった10日ではさほどかわらない。せめて3ヶ月でもここにいたい。
そんな気分が湧き上がる。英語力向上の為の短期留学であったが、かなりの意識向上になったと思う。

いまではまた忙しい日々に英語から少し離れてしまっているが、この文章をかいているとまた想いが湧き上がってきた。一度経験したこの留学は、今後の自分の糧になるだろう。その意識を武器に、もっともっと成長するぞ~。この経験を活かしていきたい。

ホームステイ先からの別れは、日曜日の朝。
バス停までホストマザーが車で送ってくれた。玄関先からルームメイトのお二人が手を振って見送ってくれた。もしかしたらもう会うことがないのかもと考えると胸が熱くなったが、また会えると自分を言い聞かした。
ホストマザーは「有名な川があるんだけど見に行ったかい?」と聞かれ、「見てない」と答えると「じゃあ急いで連れて行ってあげる」といってくれた。バスの時間が気になっていたので時間大丈夫かな~と不安になったが、一生懸命急いで運転する姿を見ると、うれしくなって、不安ながらも連れてってもらった。
着くとそこは本当に綺麗な川だった。川から海に変わる境目の絶景。すでに照りつける朝日が水の表面に照り付けている。その風景をみて、ふと隣をみると満足そうな笑顔で接してくれるホストマザーがいた。バス停まで急いで運転してくれる姿をみて涙がでそうになった。とっても暖かく接してくれて感謝してます。

たった10日間だったが、ほんといろんな経験をした濃い日々だった。
いつかまたヌーサへいきたい。ありがとう。
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