ZPrinter 650



先日発表されたこれ!すごいんです。石膏の粉を固めて立体模型を作れるカラー3Dプリンタ「ZPrinter」の新製品。造型可能サイズが向上し、黒の発色もよくなったとのこと。

個人が簡単に3Dプリンタを購入して使える時代は、もうそんなに遠くないんだろうな。そうなると、だれでも簡単にモデルが低コストでつくれて、発表しやすくなる。若いデザイナーもどんどん作品を制作できて、発表もしやすくなる。いろんな若手デザイナーが世界中から出てくるだろうし、時代もそれに“ごまかされる”んだろうな。ってことを考える。

CG、3D、アニメーション、モデルまでも手軽に作れるとなると、スキルがある人が一見得するようになる。アイデアや構造やモノの存在価値やデザインそのものより、スキルや完成度の高さにごまかされる面も生じてくる。しかし、それらの成果物は結局は、誰かが用意したテクスチャや機器が可能とする範囲内の表現方法を利用して、完成され、あたかもそれ自体、“全て”を自分がデザインしたかのような錯覚に襲われる(に違いない・・・)。

表現するもの自体の在り方や考え。があってこその表現手法なんだ。

錯覚のデザイン。を目にする機会が増えてくんだろうな。
デザインを学ぶ人、スキルも大事だけど、本質を学んでください。
「デザインできる」デザイナーであってほしいなって思います。

フルカラー3Dプリンタ、さらに大きな模型も可能に 「ZPrinter」新製品
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