「NTTOBネットライフ」の『ボランティアの会最前線』のコーナーにて紹介される
「函館こぶし会合唱」
同行取材 
今回、(社)電気共済会で開設しているNTT退職者向けホームページ「NTTOBネットライフ」の
『ボランティアの会最前線』のコーナーに11月中旬ごろ紹介される「函館こぶし合唱団」
(北海道電友会函館支部)の取材に同行させていただきました。

当日は北海道地方本部函館支部山本事務局長、「函館こぶし合唱団」の代表者佐藤様・
松本様・山口様の温かいお出向かいを受け、この会の定期的な練習場所でもある函館市青年
センター音楽室において、(社)電気共済会の取材担当方とともにお会いしました。

(北海道地方本部吉田事務局長・函館支部山本事務局長) (山口さん・松本さん・佐藤さん)

グループの発足は、1980年(昭和55年)にも遡り、当時は函館電話局・電電公社時代から
職場のサークルとして活動し、函館市公民館・NHK函館放送局にも出演したこともあったそうです。
その後、一時は休止も余儀なくされた時期もありましたが、このサークルを引継ぎ、歌い続けて
いきたとの皆の強い思いもあり、新たに「函館こぶし合唱団」として再スタートし今日まで至って
いるそうです。
会員も当初は26名いましたが、現在は18名となりましたがメンバーは89歳から60歳台までの
幅広い年齢層で活躍しています 

(
やはり大きく口をあけ発声
することは健康にいい効果を与えていることを実感
)

サークルの活動は、毎月第2・第4週の月曜日 13時30分から15時まで。
ある日、几帳面な会員が連絡もなく欠席、不審に思って自宅を尋ねたところ体調を崩しており、
すぐに救急搬送し大事に至ることがなかったとか。この会員の日頃からの強い絆が生んだすば
らしいお話でした。
また、会員同士で不要となったものなどを持ち寄よりお互いに交換し、その売り上げをこれま
で交流のある障害施設の陶芸の粘土代として寄付等を継続して実施していることを聞き、皆さ
んが「ささやかな活動ですが、出来ることを皆さんが楽しく、継続していく」と言われていることを
まさに実践していると感動しました。
2000年9月創設20周年、2005年9月創設25周年、2010年9月創設30周年のメモワール
コンサートを函館市旧函館区公会堂で開催(地方紙みなみ風に掲載)している。
そのなかでご指導いただいている市内の声楽家(ソプラノ)室田実希氏、チェロ演奏家土田英順氏
を通じて昨年は東日本大震災支援チャリティコンサートを当会が主催しこれに参加いただき
18万円近い募金を集め、日本赤十字に送金したそうです。
今年もまだ癒えぬ被災地の苦しみを聞き、来月11月18日(日)に土田英順氏・室田実希氏の
ご協力を得て、「五稜郭タワー アトリウム」においてNTT函館支店・NTT労組退職者の会の
後援で、「東日本大震災被災者支援チャリティコンサート」を開催するとのことです。


ぜひ地元の会員の皆さんには参加してもらいたいものです。 







今日の佐藤様・松本様・山口様が、いつも終わりに歌うこの合唱がこの会の皆の気持ちが
現れています。本当にいい歌ですよ。とにこやかに言われたこと、相手を思いやる心豊かな
皆さんの活動がとてもさわやかな印象と感動を与えてくれました。そしてこれからもこの
サークルの皆さんが健康で楽しく継続していくことを心から願うばかりです。
そこで、この会の訪問先等で最後に合唱する歌詞をご紹介いたします。
「さようなら」 倉石 正(作詞・作曲) 




1 すばらしいときは やがてさりゆき
いまはわかれを おしみながら
ともにうたった よろこびを
いつまでも いつまでも わすれずに
2 たのしいときは やがてさりゆき
いまはなごりを おしみながら
ともにすごした よろこびを
いつまでも いつまでも わすれずに
















皆様のいつまでも若々しい歌声と元気にご活躍されるますように
ありがとうございました。