静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

大衆酒場の達人

2016年03月25日 07時20分46秒 | 最近読んだ本
大衆酒場の達人

 宝島社 定価1080円



 久しぶりに面白い居酒屋本に出会いました。
最近はなかなか役に立つ物がなく、本やさんにもご無沙汰していた状態ですが、この本はいいです。
なにしろ中身が濃い。
それは表紙を見ただけでも分かるかと思います。

 さっそく購入してきました。
開いて最初のページにある記事が、あの「孤独のグルメ」で有名な久住昌之さんです。
この方テレビでしか拝見したことはありませんが、のんびりした雰囲気が最高ですね。

 次にあるのが定番のおつまみである、「煮込み」特集。
半分ほどは食べたことがあるんで、プチ自慢です。

 そして漫画で書かれた、「秘境酒場潜入記」
これは取材NGの居酒屋さんを巡るという物です。
3軒の居酒屋さんを廻っていますが、私は3軒全て行ったことがあります。
なんか嬉しい気分。



 東京モツ焼き番付もいいなあ。
こちらははまだ行っていないお店が多く、参考になります。
何本も食べられないのが残念。



 そして、朝から飲めるお店のリストです。
これもけっこう知ってるぞ。
東京飲み歩きツアーでは強い味方が増えました。

 数々のエッセイも良いです。
なかでも西部すすむ(漢字が出てこないのですいません)さんの物が良かった。
居酒屋についての意見は全く同感でした。
居酒屋さんは楽しむ場所であって、騒いだり盛り上がったりする場所ではありません。

 「宇ち多」さんについて、有名ブロガー「宇ち中」さんのお話しもなかなか渋い。
居酒屋の楽しみ方はこうでなくちゃあいけません。
私も早く達人の見習いぐらいにはなりたいものです。

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ちゃっきりや@大人気

2016年03月24日 07時16分53秒 | 居酒屋
 ちゃっきりや@大人気



 春分の日の振り替え休日です。
午後3時半から飲み会となりましたが、静岡ではあまり開いているお店がないですね。
色々と調べたけ結果、駅のすぐ前の「ちゃっきりや」さんに決めました。
さあ入りましょうか。



 するとびっくり、けっこう広いお店なのにほぼ満員の大盛況でした。
まだ三時半だというのに凄い人気ですね。
そんなわけで、注文の品物もなかなか出てきません。
席に着いてから10分待ってようやく最初の1杯が出てきました。



 まずは生ビールで乾杯。
この生ビールですが、ただいまの時間帯はサービスタイムだそうで、半額の税抜き235円です。
まあこれが効いて大人気なのかもしれません。



 そしてこれが税金代わりのお通しです。
税抜き300円ですが、これは仕方がありません。
蓮根と高菜でした。
めいめい好きなものを注文します。



 こちらはクーポンでいただいた嬉しいサービスです。
何品か選べたようですが、私はおでんを注文しました。
一人2本のお好みで、5人合わせて10本出てきました。
しっかりとした味付けで美味しかったですね。



 ゆっくりとおつまみが出てきます。
最初は、「茹で落花生」です。
小粒なので食べにくいですがその分間が持ちます。



 こちらはアジフライです。
タルタルソースが付いているというのが良いです。
皆さんで分け合っていただきます。



 追加の生ビールです。
1杯250円ぐらいだと思うと喜楽にお代わりできますね。
しかしお客さんが多いのでお店の中はかなり賑やかでした。
お隣はなにかの二次会という感じの若い男性グループで、元気なことこの上ないです。



 「焼き鳥盛り合わせ」です。
思ったよりも1本のボリュームがありました。



 大根サラダも出てきました。
これが最初に出てきた時は面白いなと思いましたが、今では割合に当たり前のメニューとなっています。
刻み海苔が良い味出してます。



 私はイカ刺し。
意外にツマも充実していました。
ちゃっきりや、なかなかやるじゃないか。



 私としてはゆっくりとしたベースで、生ビールの三杯目です。
本来はもう少し強いお酒に行きたいですが、メンバーに会わせてスローペースで進んでいます。
決してサービス品だけ注文しているわけではありません。



 これはチヂミでしょうか。
自分一人だと絶対に注文しませんから、ありがたくおこぼれをいただきました。
グループだとあれこれ楽しめて面白いですね。



 「タコの唐揚げ」です。
この辺りで一時間ほど立ちましたが、相変わらずお店は混んでいて、店員さんも大忙しでした。
たまたまかもしれませんが、昼間からこの大盛況は大したものですね。
サービス品もいいし、料理も値段の割りにしっかりしていますから、これがいいんでしょう。



 さすがにビールは飽きて、日本酒をぬる燗でいただきます。
これがまたサービスタイムで税抜き140円だといいますから嬉しいです。
たぶん市内では最安値でしょう。
安く酔うにはこれが一番です。

 のんびりと1時間半ほど楽しんでお会計です。
ごちそうさまでした。

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かぶら屋@紺屋町店で

2016年03月23日 07時18分44秒 | 居酒屋
かぶら屋@紺屋町店で

 お仕事終わりの日曜日です。
半端な時間が余ったので、マルイの「ダイソー」さんを冷やかしてきますが、改装前ということで、テナントが少なく寂しいビルでした。
しかしそれでもなお少しばかり時間が余りました。



 そこで向かった先は、紺屋町の「かぶら屋」さんでした。
静岡市の繁華街にはこのかぶら屋さんが二軒ありますが、いつも行くのは御幸町のお店で、こちらには久しぶりということになります。

 お店に近づくと、目の前を礼服を着た男性3人組が歩いていきます。
声が大きいのはお酒でも飲んでいるせいなのか。
と、見る間にそのグループがかぶら屋さんに入っていくではありませんか。
これは困ったなあ。

 でも他に道はありませんから、少しばかり時間をあけて、というか10秒ぐらい思案して、お店に入りました。
さすがにこの時間ですからお店は空いていて、先客は中年の女性がお一人だけでした。
前のテーブル席に座った男性グループを避けて、一番奥のカウンター席に座ります。



 まずはお決まりのチューハイです。
かぶら屋さんはホッピーがないので、どうしてもこれになります。
あれ、今日は氷が多めでした。

 この時間のかぶら屋さんは三人体制で、店長の男性が一人に、若い女性お二人というメンバーです。
相変わらず女性の店員さんはテキパキとしていて気分がいいですね。
おつまみには悩みましたが、毎度お馴染みの「テッポータレ」にしました。



 焼き上がってきたテッポーです。
これに一味を掛けていただきますが、相変わらずの良いタレで美味しかったです。
かぶら屋さんのタレは甘口で、なかなか品がいいです。

 すると突然何かグラスをひっくり返したような音がしました。
店員さんがみなそちらの席を見ます。
どうやら例の酔客がグラスを倒してテーブルにぶちまけてしまったようです。

 その時店長少しも騒がず、奥からペーパータオルの一巻きをそのまま手にとって、女性店員さんに差し出しました。
それを手にして店員さんはテーブルを拭きに掛かります。
文句を言うこともなく毅然とした接客はお見事でした。



 私はチューハイのお代わりです。
うん、今度は氷が少な目で嬉しいな。
これもすぐに飲み干して今回は無事終了です。

 2杯20分で770円のサク飲みでした。
お店を出て、お隣の探検です。
実はこれも目的の一つでした。
どうやら新しいお店ができたそうです。







 お店の名前は、「ミスターカンソ」さんで、どうやら浜松でいったお店と同系列のようです。
そうすると内容はだいたい分かりますが、はたして静岡で市民権を得ることができるかどうか。
機会があったら、見てみたいとは思います。

 ごちそうさまでした。

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てんや@ようやく天丼

2016年03月22日 07時23分02秒 | グルメ
てんや@ようやく天丼

 今日は急に街中でランチ。
朝方からの雨も上がって、遠出もできますが、思いついたお店がありました。
それはどこかというと、「天丼てんや」さんでした。

 2月の末に新規開店されてから早くも二回行きましたが、肝心の「天丼」をまだ食べていませんでした。
天丼を食わずに居酒屋状態のレポートでは申し訳ないと、出かける気になったというわけです。
葵タワーの地下、お店に着くとやはり混んでいますね。



 一人だというと、カウンターの空き席に案内されました。
それでもテーブル席には少し空きがありましたから、大繁盛という状態ではないようです。
温かいほうじ茶が出て、「天丼」の注文です。
こちらの席では椅子の下にカゴが置いてあって、荷物が置けるようになっています。

 前に来た時は暇な時間でしたが、今は書き入れ時ですから店員さんも張り切っています。
目の前がちょうど厨房で、メインの揚げ手の女性がひたすら天ぷらを揚げまくっていました。
さすがに流れるような手つきでした。



 「前から失礼します」
2分ほどで私の天丼が出来上がりました。
それこそあっと言う間ですね。
ランチタイムにスピードは大切な要素の一つです。



 まずはメインの天丼で、海老烏賊鱚、奥にカボチャと、飾りにインゲンです。
私の好みとしては、カボチャを外して他の物にして欲しいです。
まあお決まりの天丼ですからそんな贅沢は言えません。



 お味噌汁はワカメで、それなりに美味しいものでした。
タレは多めに掛かっているようで、しっかりした味付けでした。
卓上にはこの天丼のタレも置いてあって、塩分が足りない人は自由に使えます。

 それでもご飯が残る時は、お漬け物の助けを借りてもいいですね。
多少油の切れが悪いですが、美味しい天ぷらでした。
食べ進んでいくと一番下に出てくるのが例のカボチャです。
これがしっかりとタレを吸い込んでいて、良いおかずになりました。

 他のお客さんを見ると、意外にお蕎麦を注文されている方が多かったです。
これから暖かくなると、冷たいお蕎麦で天ぷらという組み合わせも捨てがたくなりますね。
いや、そばよりもビールか。
残念ながら今日はノンアルコールです。

 久しぶりにいただいた天丼でしたが、これが結構お腹にもたれたのは年を取ったせいかもしれません。
やはり油ものは年を追うごとに苦手になってきました。
なお、今回もサービス券を使って50円引きの450円でした。



 お会計をしてお店を後にします。
場所が地下のせいか、昼時でもそれほど混んではいませんから、ランチには良いかと思います。
ごちそうさまでした。
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福竜@シメのワンタン

2016年03月21日 07時30分04秒 | 居酒屋
福竜@シメのワンタン

 「らふ」さんを出て、またもや予定のお店に向かいます。
何と本日三回目の訪問ですが、やはりお店は開いていませんでした。
平日のこの時間にやっていないということは、やはりお休みということでしょうね。
かなり前から下調べをしておいたお店ですが、今回は諦めることになりました。

 そこで向かった先は、すぐそばにある中華の名店、「福竜」さんです。
こうなったらシメでワンタンでも食べましょうか。
颯爽と、「美味しい店」ののれんをかき分けます。



 良かった、まだ早い時間なのでお店は空いていました。
私はカウンターの右端席に座ります。
「ビールとワンタン下さい」
まずはお冷やが出てきましたが、それは避けておいての注文です。



 お店は年配のご夫婦でやっていらして、相変わらずの良いコンビネーションです。
すぐに出てきた「瓶ビール(550円)」はお気に入りのキリンでした。
この550円は激安価格です。



 なぜかというと、サービスでこのお新香が付いてくるからですね。
セコイ居酒屋さんですとこれだけで400円ぐらいは取りそうな上もののお新香がサービスですから堪えられません。
良い漬かり具合でこれはビールが進みます。

 お客さんは奥のテーブル席に宴会のグループが一組、お食事のご夫婦が一組、中年男性がカウンターに一組という配置でした。
気になったのは宴会の4人組で、ネクタイを締めたサラリーマン風の容姿でした。
その取り合わせが、60代ぐらいの年配男性二人に30代ほどの若い女性二人というとで、面白かったわけです。

 たぶん、上司のおごりで飲ませているんだと思いましたが、他にも洒落たお店はありそうなものです。
まあそんなどうでもいい詮索をしていると、私の「ワンタン(550円)」が出来上がりました。
さっそくコショーを掛けていただきます。



 具にはほうれん草とメンマも乗っています。
ワンタンは生地が厚めで、食べ応えがありますね。
ワンタンも旨いが、このあっさり系のスープがまた美味いことこの上ないです。



 ラーメンもいいですが、ワンタンはお腹にたまりませんから、シメには最適です。
しかもつまみ代わりにもなるという万能選手です。
危うくお酒の追加をしたくなりましたが、そこはぐっとこらえてビールだけにしました。

 ワンタンは福竜に限る!
飲み過ぎている時には寄れませんが、やはり定期的に行きたいお店の一つです。
30分ほど楽しんでのお会計は1100円でした。
前のお店と同じ値段というのもなにかの機縁でしょうか。



 本日の飲み歩きはこれで無事終了です。
どうもごちそうさまでした。
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