静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

満堂紅@葵タワー

2020年07月07日 07時15分41秒 | ラーメン(静岡市内)
満堂紅@葵タワー



 今日は久しぶりに街中でのランチタイムです。
あいにくの雨降りですから、傘なしで行ける地下街のお店が便利ですね。
向かった先は葵タワーの地下にある中華のお店です。
以前は焼きそばが有名な中華のお店でしたが撤退されていて、別のお店になっています。



 こちらが「満堂紅」さんです。
12時すぎのお店は意外と空いていて、先客は三人でした。
コロナの気配りで、すべて一人客ですが、テーブルを一つずつ使っていました。
私も4人掛けのテーブルに一人で座りました。



 メニューを見て、「麺飯セット」の一番下にある、酸辣湯麺を選びました。
というのも酸辣湯麺はめったに食べませんからこういう機会に食べてみようと思ったからです。
店員さんは中年の男性で、厨房との会話を聞くと大陸系の方のようでした。
しっかりとおしぼりが出て来るのは嬉しいですね。



 さて、料理が出て来るのをじっと待っていると妙な光景が目に留まりました。
私の前方にあるテーブルに座っている中年男性の一人客です。
そのテーブルにはチャーハンと何らかの料理が並んでいました。
その男性がチャーハンを食べるでもなく、その匂いを嗅いでいます。

 そしてテーブルには別の何かがあります。
遠いので良くは見えませんでしたが、白い塊のようなものでした。
初めは何かを食べているように見えたので、これは中華まんでも食べているんだろうとメニューを見ます。
しかしその手の品物がなく、常連さんなのかと思いました。

 しかしさらに見ているとどうやら違うことがわかりました。
私が見た白い塊というのは、肉まんではなく、なんとティッシュの塊のようです。
それで顔をこすっているのか拭いているのか、よくわかりませんが奇妙な光景でした。
しばらくすると彼がようやくチャーハンを食べ始めましたからこれで一安心します。

 ドリンクも私はお冷やですが、彼はウーロン茶のような色付きのドリンクが二杯置いてありました。
これもよくわかりませんが不思議でした。
そうこうしている間に私の麺飯セットが出てきました。
これはいいボリュームですね。



 まずはメインの「酸辣湯麺」そして半チャーハンにデザートです。
とりあえず麺からいただくことにします。
久しぶりの酸辣湯麺、楽しみですね。



 まずは麺ですが、これが予想以上に腰のある美味しい麺でした。
最近は一般的なラーメン店で食べていますが、中華専門店の麺は少し造りが違うんでしょうね。
最後まで伸びもせず、美味しくいただけました。



 そして肝心のスープです。
具にはニラやタケノコ、キクラゲなどの野菜に豆腐を多めに混ぜたものです。
豚肉も少々入っています。
味付は名前の通りで酸っぱくそして辛めでした。



 最初はそれほど辛さを感じませんでしたが途中からじんわりと辛さが出てきました。
これはくせになるお味ですね。
しかし後半は酢に飽きてきます。
そこでチャーハンにタッチします。



 このチャーハンですが、硬めにしっかりと炒めたチャーハンで、パラパラ系ですね。
ご飯をかみしめるようにしていただきました。
こちらはまあ普通のチャーハンでした。

 途中からお客さんもだんだん入ってきます。
近くのテーブルに座った中年のご夫婦は昼間からビールにおつまみ、そしてチャーシュー麺という豪華版でした。
ご近所らしいサラリーマンのグループも入ってきます。
多少お値段は高いですが、ゆっくりと過ごせるなら十分でしょうね。

 最近はラーメン専門店ですとラーメンだけでも千円を超えるお店が出てきます。
いくら美味しくても慌ただしく食べて出て行くんでは落ち着きません。
その点こちらでしたら、このセットで税込み千円以下ですからかえってお得でもあります。
コロナの影響もだんだん回復してきた気配がありました。



 麺を食べ終わって、何とかデザートにたどり着きます。
杏仁豆腐は甘さを抑えたもので、上品なお味でした。
こちらのお店は料理もそれほど高くはなく、夜の宴会でも使えそうな気がしました。
デザートも食べ終わって、これでお会計です。



 900円に消費税が加わって990円也。
ごちそうさまでした。



 


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