このところ私にしては映画づいている。
しばらく前にやっていた「月一映画館で映画」復活か?
アカデミー賞で作品賞を獲った「ムーンライト」を観てきた
「ライオン」か はたまた「SING」か
迷いに迷った結果ブラピがエグゼクティブプロデューサーである事も
この作品に決めた一因
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マイアミの貧困街に麻薬中毒の母と暮らす少年 シャロン
映画はシャロンの成長を三部作で追っている
幼少期のリトル
青年期のシャロン
大人になったブラック
これが彼らの世界の現実
誰も魔法をかけてくれたりなんかしない。
なんて寂しい時間をただひたすら耐えてきたのか。
人生で何が大切かを教えてくれる大事な人は
皮肉にも母を壊して行く麻薬の売人。
安心できる居場所、包み込んでくれる体温
当たり前にいつもあるはずのものが彼にはない...
驚いたのは全くの別人三人が一人のシャロンを演じているのに
気づけば表情が同一人物になっているのだ。
青い月の光が波に揺らめく
哀しみの中 一筋の救いを照らして...
ララランドの対極にあるような作品
この映画を観て良かった。
本日もご訪問ありがとうございました