居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

初めての救急車(後半)

2017年10月29日 | カラダのこと

救急隊の方が到着

名前を聞かれ生年月日を聞かれ

ここまでの経緯を途切れ途切れ話す。

熱を測るがどうもエラーばかり

おでこに付ける体温計では36度と出たらしい。

すぐに血糖値を測って欲しいと姫2が言うも

今いる隊員の方はその資格がないのだと。

「私が測ります、看護師ですから!」

が、器具を貸し出しての測定は出来ないのだとか。

あ~こんな事なら持ち歩いていれば...

 

搬送先を探すが一番近くの病院は

診察料の他に¥8500かかるとのこと

姫2が付き添うと言うので背に腹は変えられず

その大病院にしてもらう。

 

搬送先の病院ではとっても優しい看護師さんが

待っていてくれた。

名前、生年月日、

救急隊の方からの申し送りを受けた研修医の先生が

問診をする。

ここまでの経緯を話し終えたところで

「どうして救急搬送になったんですか?」

うん?

娘と救急要請相談センターの方の判断です。

「そうですか、今何が辛いですか?」

寒いです(ガタガタ震えながら)

「でも、平熱ですよね」

そうですか...でも手が冷たくて...

「あら、本当だ」

 

隣のカーテン越しには先にいたと思われる

外国人の患者さんのモノマネ話で盛り上がっている。

 

「糖尿の持病がありますね。薬の名前分かります?」

すみません、今はお薬手帳持ってないので...

「今日の血糖値は?」

今日は測ってません

「測ってないんですか?」

(自主的に血糖計測器は購入したが毎日測るよう指示はされていない)

「心電図取りますね」

「点滴と血液検査もしますね」

「結果が出るまで少し待ってて下さい」

 

どうやら結果が出たらしく

もう一人研修医が増え二人で話し合っている

「どう思うこの数値?」

「完全なる低血糖とは言えないよね」

「でも、糖尿患者さんと私たちでは数字の意味が違うんじゃない?」

「とりあえずブドウ糖飲んで貰おうか」

「この数値で点滴もったいなくない?」

 

帰りたい...すぐにでも帰りたい...

 

先に姫2宅で食べたブドウ糖と

さらに飲んだブドウ糖の飲み物と

掛け布団が効いたようで

徐々に体が温まって来て呂律も回るようになってきた。

 

落ち着いて来た頃に

先の優しい看護師さんが再び現れ

「息子さんと娘さんも心配されてました、すぐにお部屋に入ってもらいますね」

 

姫2とエイ君とツグミんが

 

この部屋に来てからのあらましを小声で話すと

みるみる二人の顔が曇ってくる。

 

「患者さんのモノマネをして笑うなんて言語同断!」

 

そこへ二人の研修医がニコニコやって来る

「グレーゾーンだったんですが低血糖の症状がみられたので

ブドウ糖を飲んで貰ったところ症状が回復したようです」

「それから血小板値がとても低いのですがご存知ですか?」

 

姫2が

「ここへ来る前に低血糖を疑ったのでブドウ糖を食べさせています」

「母は肝硬変だと既往歴も言ったはずです。」

私も

「もう点滴は要らないんですよね?外して下さい」

 

「...じゃ外して貰って」

二人の研修医は踵を返し無言でカーテンの向こうへ消えたのだ...

 

先の看護師さんが点滴を外しながら

「娘さんの処置さすがですね。

顔色も戻って良かったです。

お気をつけて帰って下さいね」

貴女のお陰で切れかかった気持ちも抑えることが出来ましたよ。

 

何とも後味の悪い二時間に¥15000を支払い

姫2宅へ向かう

 

が、生気を取り戻せたのだから結果的には良かったのだ

思いがけずツグミんとも再会できたしね

 

 

 

姫2からは

お薬手帳と血糖測定器とブドウ糖は

必ず持ち歩くようにとお達しが。

 

持病があると口では言っていたものの

どういう症状が起こるのか身をもって知った。

 

飛んだ初めての救急車体験

救急隊の方と看護師さんには感謝感謝です

 

 

落語友のYちゃんが一緒の時で良かった~

せっかくのお楽しみを台無しにしてしまって...

一人で倒れていたらと思うとゾッとする

 

そして姫2ちゃんとエイくんの適切な処置には

さすがプロは違うねとしみじみ...

 

ひと晩 姫2宅でお世話になり

翌日には心配していた姫1とムーくんの元へ

 

あ~元気って素晴らしい

 

 

こんな私のドタバタ体験を最後までお読みくださり

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

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初めての救急車 (前半)

2017年10月29日 | カラダのこと

その日は大好きな落語家さんの独演会だった

落語の友と待ち合わせをして

軽く食事をして独演会を楽しむ

はずだった...

 

手ごろなカフェを見つけ席に着き

メニューを決め話をしていると

突然 ダラダラと冷や汗が...

そしてあくびも止まらない。

なんだこれ?

席を立ってトイレに行ってみても

良くなる気配がない

 

又、席に戻ってみるも汗は止まらず

友人も「dekochinおかしいよ

これはもうダメだ。

ここからは家へ戻るよりも姫2の家が近い

なんだか呂律もまわらないので

友人から電話をしてもらう

「dekochin、姫2ちゃんが飴なめるようにって!」

 

カフェに手つかずの食事と友人を残し

飴をなめながらタクシーで15分ほど

姫2のマンションへ着くと

入り口にはたまたまお休みだったエイ君がスタンバイ

「お義母さん、おぶさって下さい」

え?歩けるのに...とタクシーを降りるとなんと!

立てないのだ....

 

姫2宅に着くなりトイレを拝借

(ちょっとお目汚しになります....)

PPPPPPPPPPPPP

水溶のモノが止まらない

それでも出きったとみえ少し落ち着いた。

が、今度はガタガタ身体が震えだし

やっぱり汗は止まらない

トイレの扉の向こうで姫2が救急相談センターと話をしている

「姫2ちゃん、大丈夫 もう少ししたら落ち着くから!」

叫んだつもりがかすれ声

「本人は頑なに拒否していますが...

そうですか、ではお願いして良いケースですね」

 

用意されていた布団に横になると

「ママ、これ食べて」

と渡されたのがブドウ糖と水

体温を測ると34.7度

「おそらく低血糖発作だと思うから」

私が???まさか...

 

そこへ救急隊員の方々が到着したのだった。(後半へ)

 

 

まさか自分にこんな事が起こるなんて

こんな私に起こった事例を備忘録と

何か持病をお持ちの方の参考にでもなればと

UPいたしました。

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

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ちょっぴり参加 ♪

2017年10月22日 | 家族編

ツグミんを産んでからずっと母乳の出が良かった姫2に

とうとう恐れていた乳腺炎が来てしまった

 

幸い我が家の地元駅には

授乳指導では知る人ぞ知る

「桶谷式」の助産師さんがいるので

里帰りを兼ねてツグミんと二人やって来た。

 

施術を施してもらいすっきりした様子。

ツグミんも美味しいおっぱいに大満足

その頃 黒いMOOおにいちゃんは

ハロウィン仕様にトリミングで仕上げてもらっていた

リボン似合ってるでしか?

ツグミんはボクが見張るでし!

 

そんなツグミん 実はひょんな事から...

今期のコウノドリ

ポスターに参加させて頂いてます

 

電車の中刷りではイラストバージョンにも遭遇

とっても良い記念であります

吉田羊さんに抱っこされちゃってる

有難いありがたいです

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

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朗読教室 体験版

2017年10月12日 | つらつら

以前 地元の図書館主催の朗読会へ行ってから

朗読の魅力に気づいた私

 

ツグミンに絵本を上手に読んであげたい!

そんな気持ちの後押しもあり

思い切って朗読教室体験の扉を開いた。

それは二十数年前

姫らと一緒に泳ぎたい!と亡き母が

60過ぎから水泳を始めたように...

 

ドキドキ キョロキョロ

10人も座れば満席の

カルチャーセンターの小さな教室

 


ストレッチに発声練習

顎や舌の使い方を学び

繰り返す早口言葉

ここまでが前半

 

いよいよ本題の朗読

テキストは「はまひるがおの小さな海」

 

まずは生徒さんがパートを区切っての朗読

続いて先生が細かに読み解きをしてゆく

先生の解説で

童話の世界の奥深さを知る

 

この光景...そうだ!

まるで国語の授業を受けているよう

どんどん物語の世界に引き込まれ

すっかり楽しくなってきた。

 

それを踏まえて今度は私も朗読の輪に加わる

どんなトーンで読めば良いかな?

いや、儘よ

己の気持ちに従うのだ!

心臓のバクバク音を悟られぬよう

声を出すうちに完全に自分の世界 

本気モードで読んでいた

 

はぁ~ 気持ちが良い!

これが素直な第一声(心の声)

 

いや、まて

こんなに自分がいい気分で読んで良いのか?

ドキドキしながら先生の評価を待つ

 

この教室の客人である事が加味されて

誉め上手な先生は私の心をくすぐってくれる

しかも

もっと開放しても良いとも!

 

こりゃ 深みにハマっていきそうだわ

 

 

遠い遠い昔に

鉛筆と雑巾と牛乳の匂いが染みついた木造の教室で

おかっぱの少女が国語の本を音読していた...

そんな記憶が脳裏の片隅に蘇る。

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

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勇気を出して

2017年10月07日 | つらつら

美容院を変える

これは結構 勇気がいる。

 

思い起こせば美容院難民となった一年半前

どうして良いのか困った状態になった時に

偶然受け取ったチケットで通うことになった美容院

ここには旧知の顔がありホッとして

一年余り通ったのだが...

 

最初の2~3回は可もなく不可もなく

 

ところが徐々に

美容院から帰ってくるたびに

とても自分が疲れてストレスフルになっている事に気づき始めた。

何か違う ちょっと違う...

この辺をこんな風にと

思いを告げてはみるのだが...

カットも色も会話も

私の伝え方がうまくないのか

ちょっと違うが積み重なって行く

 

「もっと具体的にこうして欲しいと伝えられたら良いのかな」

と漏らすと

「限界があるよ」と姫1

 

「美容院変えたら?」とも

 

え!そうか!

美容院は変えられるんだ!

 

良く考えたらどういう美容院に行きたいのか

ちゃんと自分で選んだ事がなかった

 

「姫1ちゃん 美容院ってどう選ぶの?」

 

自分のしたい髪形

通える場所

勿論価格

そんな事を考慮してサイトで探したら?

 

教えて貰った 〇ット〇ッパービューティーで捜してみた

 

近隣にはこんなに美容院があったのか とビックリ!

 早速 予約を入れて 来るその日に行ってみた

 

奇しくも20年来通っていた美容院のはす向かいに

そのお店はあった。

 

階段を昇る度心臓はドキドキ

担当してくれた方はアンミカさん似のお姉さん

 

持参した写メを見せる余裕もないまま

ある程度 要望を話すと

 

「せっかくの頭の形を活かして こうしても良いですか?」

へっ?

そんな風に言われた事がないから...

どうぞどうぞ お願いします

 

カットしながら

「初めてだとドキドキしませんでしたか?

私を指名される方怖い印象を持つらしいんですよ」

 

いやいや そんな事は全く

 

雑誌はiPadの中の何百種類から選び放題 

美容院の選び方から何から

時代はず~と先を行っているのだわ

 

「これ私も使い方良く分からないの」とお姉さん

 

帰り道は頭も気持ちもとっても軽くなっていた

 

 

 

そんな件をランチをしながら友に話すと

「dekochinは考え過ぎよ~もっと気楽に考えて

「そんな事よりdekochinのスカートと椅子が同化してる~」

ホントだ!

どこから私か分らんわ

 

ここのわらび餅アイス美味しかったなぁ

 

 

 ほんの小さな一歩だけど自分で選ぶって気持ち良い

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

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到来物

2017年10月01日 | 食卓

北海道の親戚から 南瓜

そして姫1の職場の方から茗荷を頂いた。

そこで今日はじっくり保存食作り。

 

南瓜の半分は我が家の定番

お砂糖を使わず甘納豆と一緒に煮る「いとこ煮」

そして 後の半分は蒸し煮に

 

茗荷もたくさん頂いたので甘酢漬けにした。

そしてそして!

最大のお楽しみは姫1による「かぼちゃプリン

う~んこれがとっても美味しい

南瓜サイコー!

 

お母さんたち ズルイでし!

 

ハイハイ!ちゃんとムーくんにも

蒸し南瓜をコングに入れてあげるからね

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

 

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