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Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

2回めの山登り、天城山

2019-05-27 04:57:03 | 観光、物見遊山

おとといの土曜日、マイドータ夫妻と孫ちゃん、teruterubouzさまは4人で山登りに行くとのこと。
わたしはつり丸ミッションに備えて参加表明しなかったのですが、ミッションが翌週になり暇ができました。
家で一人留守番でしてて疎外感を味わうのもなんなので、一緒にいくことに。

行先を聞いてみると天城山だそう。しゃくなげコース、天城縦断コースと2種類あって、今回行くのは7km程のしゃくなげコース。
なんでも伊豆固有種のアマギシャクナゲが見頃のようですよ。

いちおうネットで調べてみると、初心者でも楽しめるらしいです。まあ、伊豆の山なんていつも釣りしながら眺めてるし、乗鞍岳を登ったことあるしそれに比べれば大したことないだろう。釣りでいうならLTアジってとこかな、などとたかをくくって向かいます。
装備も特になしで、そこらを散歩するような短パンとポロシャツ。
あとで地獄を見ることになろうとは、このときは想像もしてませんでした^^;

ハイカー専用の天城高原駐車場に車を停めて支度したのは朝の6時くらいかな。
孫ちゃんは赤ちゃん専用の背負子に乗ってゴキゲン。パパに背負われて登りますよ。
お義父さんは手ぶらでどうぞ、と言われるままに、水やお弁当もマイドータの旦那とマイドータに任せて、ピクニック気分でついていきます。

登山口を入ると苔むした岩で溢れる深淵の森です。

水の枯れた堰は苔の絨毯。木洩れ日が差して幻想的な雰囲気です。

20分歩くと四辻という場所に到着。
ここが分岐点で、万二郎岳に向かうコースと万三郎岳に向かうコースに分かれます。
私たち5人は、万次郎岳から万三郎岳に行って周回して戻るコース。

万二郎岳まではここから1.6kmです。

頂上付近の上り路がちょっときつかったけど、すんなりと万二郎岳に到着!

絶景なり。山に登るひとはこういう景色を見るために登るんでしょうね。

孫ちゃんもパパにだっこされて絶景を堪能。

栄養補給に、あんバターコッペパン。

次は万三郎岳に向かいます。ここから2.1km。

万二郎岳と万三郎岳の間はいろいろな花が見られました。
これや山つつじ、平地のつつじよりも小さめの花です。緑の中に浮き上がるピンク色が綺麗。

この日は猛暑日だったようですが、山の中は涼しく快適。

苔がいい感じでついています。
アセビ(馬酔木)のトンネルを抜けたあたりからシャクナゲエリアに。

teruterubouzさまは、この花が見たかったというアマギシャクナゲ。

こういう花だそうです。このとき初めて知った^^;

最後の300mが相当にきつかったのですが、無事万三郎岳に到着。

ここまできて、行程の半分ちょっとというくらいです。ここまで3時間くらい?
残るは下山のみだから楽だろう、と思いつつ、ひと休みして出発。

階段、というか斜面に丸太を杭打ちしたような道を下りていくのですが、、、ここでまずいことが。

足が攣りそう^^;;

太ももの筋肉がパンパンに張ってしまい、ちょっとでも動かすとピキッとなりそうな状態。
ふくらはぎではなく、ふとももの筋肉ですから、攣ったら歩けなくなります。
娘旦那にストレッチしてもらったり、休憩して力を抜いたりとしても、筋肉の張りが抜けません。
どうやら、山の中を4km歩いたので大腿筋の運動量が限界に達したようです^^;;
普段は自宅から駐車場くらいまでしか歩かない生活してる上に、加齢で筋肉が老化しているのに、急に山登りをしたせいでしょう。

ここからは休み休み、ペースががくんと落ちます。2時間くらいで帰れるところが倍以上の時間が掛かりましたよ、まさに足手纏い^^;
通りがかりの登山者の人が攣り止めの薬を分けてくれたり、水を分けてくれたり、転んですりむいたときには絆創膏をくれたりと、人の情けが身に染みる日になりました。登山者の人は偉いなぁ、、

さらに万三郎岳からの下山コースは、下りるだけかと思いきや、アップダウンがかなりあるコースで、普通に歩いているだけでもハードなのに、筋肉パンパンで足が上がらない状態では、ホントにきつかったです。運動不足のジジイが行くようなコースではありません、伊豆を舐めてた^^;

孫ちゃんといえば、入山から下山まで一度もぐずらず、眠くなればこんな感じで熟睡。
私が休んでいる間に、他の登山者から抜かれていくのですが、みんなからあやされてすっかり人気者になってました。
私は手ぶらにも関わらず筋肉パンパンになって死にそうに歩いているのですが、娘旦那はずっと背負子(孫ちゃん込みで15kgくらい)を背負って普通に歩き回っています。自衛隊かよ?とツッコミたくなる体力ですよ。
マイドータも、荷物リュック背負って、孫ちゃんのお腹が空くと授乳して、おむつも替えてと、山のなかで日常生活しながら平然と歩いています。さすが体育会系夫婦。
teruterubouzさまは尻もちついたりして足首ひねったりもしましたが、私のような筋肉パンパンにはならずに付いていってます。

そんなこんなで、やっとこさっとこ分岐点の四辻まで戻ってきました。
ここから駐車場までは700m、最後の力を振り絞ってゴールへ...時刻は夕方4時過ぎになっていました。
マイドータ夫婦も、予想以上に険しいコースですみませんと慰めてくれましたが、問題はコースうんぬんよりも私の運動不足ですから^^;

それにつけてもハードな一日でした。帰ってからは10時間くらい寝ましたよ。
翌日の日曜は釣りにいくつもりでしたが、とてもとてもそんな余裕なし、筋肉痛バリバリ。

天城山は初心者でも楽しめる山、とネットにはありましたが、私は初心者ではなく超々初心者レベルということを頭において、次の機会に臨みたいと思います^^;

[天城山 万三郎岳]

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2 コメント

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芍薬甘草湯 (naos59)
2019-05-27 18:32:18
ツムラでもクラシエでも市販されている漢方薬です。
シャクヤクカンゾウトウ。登山の日に前もって飲んでおくといいです。攣ってから飲んでも効きますが。
返信する
naos59さんゑ (calm)
2019-05-28 12:20:53
ありがとうございます。漢方薬ですか、効きそうですね(^^)
船釣りでいうところの、酔い止めアネロンといったところでしょうか、参考にさせていただきます_o_
返信する

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