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Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

イサギの針

2008-07-04 22:16:15 | 釣りの話題
イサキ釣りで意外に悩むのが仕掛け、昔から様々なものが使われてます。

20年以上前は、まだ手釣りのイサキ釣りも残ってた頃。
その頃の定番はコンニャク針という針先が鉤状に曲がった針。
これにイカタンあるいはビーズを付けて、棚は固定、魚を浮かせて釣りました。
コンニャク針は掛かりは良いけどバレやすかった。竿釣りにはあまり向いてない針だったと思います。竿釣りの普及とともに、チヌ針やネムリ針が使われるようになってきた。

餌もイカタン、マンボウ、オキアミなどの生餌。
さらにはバイオベイトのような人口餌。
そして、魚皮やウィリーのような擬似針。
現在では、さまざまなバリエーションのイサキ仕掛けが登場しています。

それぞれの針や餌によって、良いところ悪いところがあるんですが、長くなるので省略させていただいて^^;、ここではカラー針についてちょいと書きます。

10年ほど前、イサキ仕掛けの新しいバリエーションとして見かけたのが、夜光パイプ仕掛け。
ムツ針に夜光パイプをかぶせて、餌は付けずに釣る仕掛け。
三浦半島の一部の釣り人達の間で流行していました。
この仕掛けがけっこう釣れる。特に大型イサキに効果的。
誘いは少なめ、棚を固定しじっくり浮かせて食わせる釣り方に向いています。
市販品は無いので、自分で夜光パイプを買ってきて、色を変え針を変えてあれこれ試したものです。

近年では、もっと便利なアイテムが登場。
それが上の写真のカラー針。外房地区でもこの仕掛けを使ってる宿は多いです。
この針は、昔の夜光パイプ仕掛けと同じ効果があると思います。

こないだの松輪イサキでも、この針を使いました、なかなか好調でした。
なによりも、針をそのまま結ぶだけだから、らっくらく^^;。
メーカーページはこちら→http://www.sasame.co.jp/hari-itotuki/p40/cm-01.html



イサキも気難しいところがあって、潮色や活性によっては、擬似針になかなか食ってくれないこともあります。
そんなときは、オキアミが有利。
また、イシダイやクロダイが食っているときにもオキアミは効果的。

オキアミ用の針は何を選ぶか?チヌ針、マダイ針、ムツ針、これも人によっていろいろ。
私が好むのが、上の写真、ネムリセイゴ。
どうもイサキにはチヌ針系は掛かりどころがあまり好みでない。
かといってムツ針だとオキアミは刺しにくい、
というんで、軽くネムリのはいったセイゴ針が中庸で良いです。

もちろん、上に書いた仕掛けでなければいけない、なんてことは全くナッシング。
状況に応じていろいろ工夫するのが大事だし、それが釣りの面白いところ。

長いイサキ釣りシーズン、いろんな仕掛けの中から、自分の釣り方にあった仕掛けを選んで楽しみましょう。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (right)
2008-07-05 01:28:27
イサキの仕掛って奥が深いんですね~☆面倒だからって船宿仕掛使っても、手返し良ければ平均くらいは釣れそうな感じはしますけどもね

カラー針にしても白がいいとか選択肢があるけど、イサキ釣りで試行錯誤頑張れば他の釣りにも生かせるような気がします
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rightさんゑ (calm)
2008-07-05 05:02:05
そうそう、面倒だからって船宿仕掛使っても、手返し良ければ平均くらいは釣れるどころか、竿頭とれちゃう場合もありますよ(^^)。
わたしも前夜に急に釣行が決まったときなんかは、船宿仕掛け使うことも多々あります。

でも、自分で配色や針の形をあれこれ考えながら仕掛けを組むのも釣りの楽しさのうちなんで、時間があればなるべく自作するようにします。

色の問題は複雑な要因があって、正解はその日の魚に聞いてみないとわからないってとこもあるけど、ハナダイのウィリー仕掛けのように、澄み潮では蛍光色、濁り潮では地味色とか、基本的なセレクトパターンは共通しているように思います。
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