
楽しみにしていたキング・クリムゾンライブですよ(^^)
チケット取りそこなったので、追加公演でゲット。
初めてのオーチャードホール。
こちらが2015年の来日メンバー。
ステージ配置は前列には前代未聞のトリプルドラムス、左から
パット・マステロット(Dr,Perc)
ビル・リーフリン(Dr,Perc,Key)
ギャヴィン・ハリソン(Dr,Perc)
ステージ後列は左から、
メル・コリンズ(Sax,Flute)
トニー・レヴィン(Bass,Stick)
ジャッコ・ジャクスジク(Vo,G)
ロバート・フリップ(G,Key)
です。
来日公演はこの日が7日め、それまでのセットリストをみていると、毎日のように変わってる。順番だけでなく、演奏する曲も相当に差がある。今日のセットリストもぜんぜん予想が付かないです。
注目のオープニング。
メル・コリンズのフルートの後に流れてきた旋律、あぁ一番ライブで聴きたかった曲だ。
太陽と戦慄パート1でした。2じゃないですよ、1ですよ。
以下、思いつくままに箇条書きで。
遠目でよく見えなかったこともあるので、とんちんかんな内容あるかも^^;
・メル・コリンズが君が代をちょこっと演奏した、さすがのサービス精神。
・戦慄パート1のジェイミー・ミューアのパートはパット・マステロットが担当。
・戦慄パート1でトニーはスティック、バウで弾いてバイオリンぽい音だしてた?
・ジャッコがピースエンドを日本語で歌いだしたのにはたまげた。
・ピースの後のせいか、Picture of City の3人ドラムは平和だった。
・3人それぞれが違うリズムで演っている?3人ポリリズム?とても複雑で3人の音を追えない。
・でも、それが揃ってモノリズム(なんていうのか?)になったときの爽快感は極上。
・3人バスドラの音圧がすごい、2階の最後尾にいてもズンドコ腹に響いてきた。
・ジャッコのEpitaphはいい、すごくいい。円熟した叙情感溢れるボーカルはグレッグ・レイクに迫る。
・でも、若いときからEpitaphを歌い上げていたグレッグはやはり凄いと思った。
・Epitaphでトニーがウッドベースっぽい演奏していたように見えたけど、スティックだったのかな?
・3人ドラムは常時稼動しているわけではなく、曲によってだいぶ差がある。
・ストリングスのメインはビル・リーフリンのキーボード?ロバート・フリップ御大の手元がよく見えなくてキーボード演奏がよくわかんなかった。
・メル・コリンズがいつも良いところで良い音だして入ってくる。夏にアルティで見たときよりずっと溌剌とした演奏。パワーもすごい。
・トニーはトレイ・ガンもグレッグ・レイクもジョン・ウェットンもみんなのベースを演っちゃうところが凄い。
・Easy Money のケラケラ声をちゃんと再現してた。
・The Letters の重い歌を重く歌い上げるジャッコすごい。
・Starlessのギターリフはロバート・フリップ全開。こんなに味のあるStarlessは誰にもできないと思う。
・Starless後半の3人ドラムスのプレイは圧巻。
・スモークもスポットライトもない地味なステージだけど、スターレスで赤くなったのはぐっときた。
・太陽と戦慄パート2はいろんなバンドの聴いたけど、やっぱこの音はフリップしか出せないだろう。
・スキッツォイドマンでビル・リーフリンのドラムソロが入ってくるとは。
・ステージ壇上からビルのドラムソロを静かに眺めている4人が可愛かった。
・宮殿を聴けなかったのがちょっと残念だけど、まあ、そこまでは贅沢と思えるくらい満足の曲数だった。
・開演前に、写真撮影禁止、でもトニーかカメラ構えたら写真撮影解禁、のようなアナウンスがあった。
・15000円は高い!と思ったけど、十分満足、どころか翌日もまた行きたくなった。
・オーチャードホールは音がいい。
・この面子で新譜が出るそうだが、買う。
・新譜もいいけど、ライブ盤だして欲しい、すべてのORを取って2枚組で。
・ロバート・フリップとトニー・レヴィンが1946年生まれ、メル・コリンズが1947年生まれ、すごすぎ。
いやぁ~、良いライブでした。
大満足。
すっかりおなじみの一つ目くん。
名曲の数々を現代風にアレンジしたライブを堪能。
セットリストはこちら。
1. Larks' Tongues in Aspic, Part One
2. Peace - An End
3. Pictures of a City
4. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
5. Meltdown
6. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
7. Red
8. Epitaph
9. Hell Hounds of Krim
10. The ConstruKction of Light
11. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
12. Banshee Legs Bell Hassle
13. Easy Money
14. Interlude
15. The Letters
16. Level Five
17. Starless
Encore:
18. Larks' Tongues in Aspic, Part Two
19. 21st Century Schizoid Man
[オーチャードホール]