
ばあさんが、これ読んどけと言わんばかりに机の上にほっていった一冊。
夫原病という言葉は初めて聞いた。
ホラー小説と呼んでいいかと思います。こないだ読んだ『倉橋由美子の怪奇掌譚』よりも怖かった^^;;
垣谷美雨の作品は、『七十歳死亡法案、可決』に続いて2冊めです。
背筋が凍り付く気分で読みましたよ。
2022年にドラマ化もされてるんですね、郷ひろみが主役を演じたんだ。
登場人物でもっとも印象に残ったのは庄司百合絵で、聡明な娘で、母親の十志子の気持ちを完璧に代弁しているばかりか、すべてのセリフが本質を突いています。こんな娘がいる家庭は良いよね。
作者プロフィール。
書誌事項。
初出は2018年、書下ろしのようです。
p.s. 三寒四温、寒の一日