Humdrum++

ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

松任谷由実 TIME MACHINE TOUR / Traveling through 45 years

2019-04-08 15:45:55 | 音楽

日曜日はtetuterubouzさまと一緒にユーミンのコンサートへ。

満開の桜も散り始めてきました。

久しぶりの横浜アリーナですよ。
ユーミンのコンサートは2014年以来なので5年ぶりですか。

ステージをみてびっくり。
大相撲横浜場所か?と思えるほどの360度パノラマステージ、どっちが前田のクラッカー?

この構造によってステージ側と観客席側四方からのライトアップによって複雑なライトコントロールがされます。また、透過型の円筒スクリーンが上から降りてきて、そこにプロジェクションマッピングで様々な効果演出がされました。さらにアクロバットな宙吊ダンスも見られます。
いつもながらに、派手の極みなステージセットですよ。

そして観客ひとりひとりには、腕に取り付けるフラッシュカプセルが用意されます。
これが優れモノで、リモート制御で点灯、点滅します。さらに色も青、黄、緑、白などに変化して、観客席自体がイルミネーションデバイスになってしまうという、凄い代物。
これが使われたときの、なんていうのかな、一体感というか臨場感というか、にはおったまげました。

この日のコンサートの模様は収録され、後日Blue-Rayで発売されるそうです。WOWWOWでも放映されるとのこと。

いやぁ、最新のステージセットはすごいなぁ、、と呆けているとコンサートの開始。
テーマはタイムカプセルで、ユーミンのタイムカプセルを未来人が発見したときからステージが始まる、というコンセプトでした。

オープニングはベルベットイースター、2曲めからはさっそく上のフラッシュカプセルが使用され、観客は腕を上げて振って手拍子での盛り上がり。

そんなこんなで、MCを随所に挟みながらの進行です。
なんせ、38枚のオリジナルアルバムを出している重鎮、どのアルバムからどの曲が飛び出すかの予測がまったくつきません。
衣装も相変わらずの派手派手で、セクシーな衣装も。還暦過ぎてあれだけ露わにふともも出せる女性って世界広しと言えどもユーミンくらいだと思います、自己管理が徹底しているからこそなせる技。

アンコールは、カンナ8号線からディステニィ、ライブの定番曲で盛り上がって、ひこうき雲で終了。
2回めのアンコールは、やさしさに包まれたならを客席と合唱。

あぁ、いいライブだったなー、室内照明が明るくなり終了のアナウンスでアリーナを出たのですが、なんと私らが出た後に3回めのアンコールがあったとのこと。おそらく半分以上の人は帰ってしまっていたと思うのですが、最後まで会場を後にしない熱心なファンへの御褒美でしょうか。

観客は、50代、60代が中心。普段わたしがいくチッタのライブに比べて、女性割合がとても高いです。母娘で観に来ている二世代のファンも目立ちました。
ユーミンも国民年金を受給できる歳ですが、創作意欲や仕事への意欲はぜんぜん衰えないですね、私も見習らわナイト^^;

セットリストはこんな感じです。25-27が1stアンコール、28が2nd、29が3rdになります。
3時間に渡る長いステージでした。

1.ベルベット・イースター (ひこうき雲、1973)
2.Happy Birthday to You ~ヴィーナスの誕生 (DAWN PURPLE、1991)
3.砂の惑星 (THE DANCING SUN、1994)
4.WANDERERS (LOVE WARS、1989)
5.ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ (VOYAGER、1983)
6.守ってあげたい (昨晩お会いしましょう、1981)
7.Hello, my friend (THE DANCING SUN、1994)
8.かんらん車 (流線形'80、1978)
9.輪舞曲 (KATHMANDU、1995)
10.夕涼み (PEARL PIERCE、1982)
11.春よ、来い (THE DANCING SUN、1994)
12.Cowgirl Blues (Cowgirl Dreamin'、1997)
13.もう愛は始まらない (もう愛は始まらない、1985)
14.CARRY ON (TEARS AND REASONS、1992)
15.セシルの週末 (時のないホテル、1980)
16.ハートブレイク (VOYAGER、1983)
17.結婚ルーレット (VOYAGER、1983)
18.月曜日のロボット (ダイアモンドダストが消えぬまに、1987)
19.ダイアモンドダストが消えぬまに (ダイアモンドダストが消えぬまに、1987)
20.不思議な体験 (VOYAGER、1983)
21.Nobody Else (Delight Slight Light KISS、1988)
22.ESPER (REINCARNATION、1983)
23.COBALT HOUR (COBALT HOUR、1975)
24.宇宙図書館 (宇宙図書館、2016)
25.カンナ8号線 (昨晩お会いしましょう、1981)
26.DESTINY (悲しいほどお天気、1979)
27.ひこうき雲 (ひこうき雲、1973)
28.やさしさに包まれたなら (MISSLIM、1974)
29.海を見ていた午後 (MISSLIM、1974)

新譜の宇宙図書館を覗いてはすべて20世紀の曲、アルバム14番目の月やOLIVE、SURF&SNOWからは選曲がなく、VOYAGERから4曲がありました。
とはいえ、コンサートの最中は、どの曲がどのアルバムに入っていたっけ?とほとんど思い出せない状態でした。老化は進む^^;;

ユーミン、これから新譜も出すし、新たなライブのアイディアもたくさん持ってるそうです。
また次のコンサートを楽しみに、横浜アリーナを後にしました。

[横浜アリーナ]
https://www.yokohama-arena.co.jp/

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